ここ最近みたいくつかのライブについて。
まずはビルボードライブでみた、キザイア・ジョーンズ。
パーカッシブなギタープレイ、アフリカ出身と本当に衝撃的な
デビュー当時の鮮烈な印象があるけど、あれからほぼ20年。
今はどんな感じかと思いきや、いい意味で変わってない。
スリムで若い印象だし、やりたいようにやってる感じが出てて良かった。
ファーストアルバムの曲もやってくれて嬉しかったし、日本には熱心なファンも多いと思うので是非また来てほしい。
セカンドアルバムの「African Space Craft」はジミのバンド・オブ・ジプシーズにも通ずるものを感じてすごく好きだったので久々に聴いてみよう。
ニューアルバムも出したばかりのようなので、こちらも今度チェックしてみたい。
翌日に渋谷JZ Bratで観た、ドラマー三浦さん(メザシさん)の還暦ライブ。
こちらもたいへん素晴らしかった。
2部構成になっており1部はソウルマナーな曲とゲスト中心。
Suga Pimps、Tomica、ガッツさんなど、ほぼORITOファミリーといって良い皆さんが登場し
熱く盛り上げてくれていた。
KOTEZさんも登場して「Honest I Do」とか演奏してかっこ良かった。
ジェームズ・コットンのファンクブルースではベースの六川さんがブリブリで、
途中から六さんのベースばっかり観ていた。なんであんな太い音、太いグルーブ出せるんだろう?
ファンクの形容詞としては正しくないかもしれないけど、レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズみたいな格好よさだった。
2部は雰囲気を変えてDr.Kこと徳武弘文さんなど、カントリー〜ベンチャーズテイスト。
これがまた面白い。
普段あまり観る機会のないペダルスティールや、バンジョーなどもあり、カントリーミュージックにおける各楽器のアプローチが、
所謂ソウルミュージックマナーと一緒だったり違ったり、楽しい発見がたくさんあった。
徳武さんのギタープレイはホント、ワールドクラスだった。
これだけ幅の広いゲストが集まるライブもなかなか無いと思う。ひとえに三浦さんのこれまでのキャリアのスゴさだと実感した。
そして昨夜は雪が積もる都内だがなんとか六本木ビルボードに再び。
ホセ・ジェームズを観てきた。
バンドには話題の日本人トランペットプレイヤー、黒田卓也さん。
少ない音数だからこそ、曲のグルーブがよく出ていて良い演奏と、素晴らしい歌だった。
まだ若いシンガー、アーティストだからこれから更なる活躍も期待できそう。
HIP HOPを通過した後のこういうアーティストのドラムプレイは独特だなといつも思う。
すごくスクウェアなリズムパターンの曲だけどハイハットはシャッフルにしたり、面白いところで音を抜く事で
HIP HOPマナーなアレンジにしたり。
その辺りのことはまた改めて書いてみようと思う。
という事で色々なライブを観て多いに刺激を受けた。
来週はいよいよORITO SOUL REVIEWで名古屋〜大阪だし、
その後も3月1日には吉祥寺スターパインズで「CRAZY HORSES」イベントと、自分もライブが続いていく。
キザイアしかり三浦さんしかり、ホセしかり。
彼らのように自分も、自分にしか出せない、作れない音楽やライブを形にしたいと改めて思った。
2014年2月16日日曜日
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