2011年11月22日火曜日

日本のソウルとファンク!

土曜の新宿Golden Eggでのライブ、
来ていただいた皆さんありがとうございました!
あいにくの豪雨でちょっと来にくかったかな...
でもUstreamでは結構観てくれたみたいなので、
まあ由とするか。

今回は事前のアナウンスどおり、
「ジャパニーズ・ソウル&ファンク」をお題にしてやりました。
それぞれ普段のライブの中に、お題の曲を最低1曲入れるというルール。

サイモンガー・モバイルさんは
牧伸二とブラックジャックの名曲「ナベヨコ・ソウル」をカバー。
これ、ホント隠れた名曲なんだけど、
なんら違和感の無いチョイスで、オリジナル曲かと思っちゃった。

オリジナルはちなみにコチラ。
ウクレレの牧伸二さんしか知らない人には是非衝撃受けてほしいな。
♪誰がかけたかソウルのテープ!!



Ebony-B & The Grasshopper(s)はこれまたおもしろいチョイス。
まずは「ハクション大魔王」のオープニングテーマ。
ギターのファズもヤバイんだけど、ベースラインのランニング具合がハンパない。



そしてもう1曲、これはある意味定番!?
つのだ☆ひろさんの名曲「メリー・ジェーン」



今年のいつだったか、青山のブルーノートでのRufusのライブにも飛び入りで歌っていたし、
8月の「ライブ!ザ・ソウルミュージック」では生で聴かせていただいた名曲。
今回はつのださんよろしく、Ebony-Bもドラムのイド兄が歌っていたし、
さりげなく冒頭にJBの「It's A MAns World」を付け加えたりして
ソウルミュージックと日本の名曲をうまく聴かせてくれてた。

あと番外編ではないけど、なんとベースのYossyくんが
「ひみつのアッコちゃん」エンディングテーマも歌ってくれたのは嬉しいサプライズ。
というかアナタ達は何歳なのか、という年代ですね(笑)。



そして我々FREEFUNKは、この曲を選びました。
ソーバッドレビューの「最後の本音」。
サイモンガーさんやEbony-Bと比べると、ちょっと正当派すぎたかしら、と思うのですが、
初期日本語ファンクの頂点の一つだと思う。
山岸潤史さんと石田長生さんのギターのかけあいも最高だし、
砂川さんと北京一さんのボーカルは、元祖ブルースブラザーズ、あるいはP-Funkかというぐらい、
絶妙なソウルとユーモアの交差だと思う。

YouTubeで観ると日本で演奏する人も多いけど、
皆わりとバックス・バニー版を基本にしているみたい。
それもかっこいいけど、FREEFUNKがやるなら絶対ソーバッド・レビューでしょ!
という思い込みでチョイスしました。



FREEFUNKとしてはこの曲のみでしたが、この日のライブは日本語のソウル&ファンクを意識して、
最近演奏していなかったオリジナル曲を多めに演奏。
「Easy Listening Syndrome」や「そして一つになるために」など。

最後はオールスターにて、セッション(?)形式で
日本語ファンクの頂点!ドリフの「早口ことば」を演奏。
この曲、本当にすごい。元々子供のころから好きだったんだけど、
大人になって当時の7インチ(あえてそう言います)をゲットして以来、
ずっと日本語ファンクの頂点だと思ってた。

シンプルなリフの繰り返し
歌をメドレー的にまわしていくスタイル
リーダーは歌わず煽りを入れる
最後にボイスチェンジャー(ピッチシフター)という、
”もし日本にPファンクバンドが居たら”というスタイルそのもの!

Pファンクもその出自はドゥー・ワップや60年代風ソウルコーラスグループだったのと同様、
ドリフも元々はわりとマジメなバンドなのも似ているかも。
ドリフの件については今度改めて色々書きたいけど、

この当時の放送を観ると、いかにいかりや長介さんがグループのリーダーだったか、
すごくわかるなあ。突っ込みいれながら煽るみたいな、独特のMCというかね。
このポジションって、まさにジョージクリントンですね。



【11/19/2011 FREEFUNK setlist】
01.Freefunk Shuttle
02. One plus One Is One
03. Hard To Handle (Sammy on vo)
04. Easy Listening Syndrome
05. 最後の本音
06. そして一つになるために
07. The Spirit
08. Funkin' For Fun
09. Midnight Jam
---session---
10. ドリフの早口ことば (all stars session)

2011年11月15日火曜日

Jimi Hendrix / In The Westは名盤だ!

先日のリハの帰り、タイラーとエスパーと3人で西荻窪の立ち食い鮨屋にいってきた。
その時に盛り上がったのが、ジミヘンのライブアルバム「In The West」が
最高である、ということ。

このアルバム、編集盤なので色々なライブ音源を寄せ集めているのだけど、
1曲目からR&Rの定番「ジョニー・Bグッド」だったり、
やはりR&Rの定番「ブルー・スウェードシューズ」が入っていたり、
レアな「リトルウイング」の音源もあったりして、コンパクトにジミの良い演奏が収められている。

最近、同じタイトルで再発がされたみたいだけど、
こちらは少し収録内容が変わっているみたい。
それを果たして「再発」と扱ってよいものなのか。。。
まあ、ファンとしては新たに追加された曲も聴きたいけど。




自分が持っているのはPolydor時代にCD再発されたヤツで、おそらく80年代末に発売されたCD。
1曲目の「ジョニーBグッド」のハイテンションぶりはハンパない。
これはバークレーでのライブで、映像も残っている。



なんでこんなに歌いながらギター弾けるのか。

なにはともあれ、ジミヘンはカッコイイ!

2011年11月10日木曜日

Jazz Is A Teacher, Funk Is A Preacher

2000年のクリスマス近く、
ニューヨークに旅行に行った時に
James Blood Ulmerを観る事ができたのはラッキーだったし、
ちょっとした自慢だったりする。

彼の出生作ともなったアルバム
「Are You Glad To Be In America?」に収録されている
名曲「Jazz Is A Teacher Funk Is A Preacher」
いいなあ。
タイトルからして秀逸。
ファンク好きとしては、なんか頷いてしまうよね。



日本に来ないかな、Ulmer。
近年のブルース路線も嫌いじゃないから。

2011年11月9日水曜日

ジャパニーズ・ソウル&ファンク

11/19(土)の新宿ゴールデンエッグでのライブが近づいてきた。
色々と準備を進めているのだけど、告知でもお伝えしているように
今回から毎回、ライブ出演者に「お題」を課す事にしてみた。
出演者はもはやゴールデンエッグでのライブのレギュラーゲストに近い、
サイモンガー・モバイルさんとEbony-B & The Grasshopper(s)の皆さん。

元々のアイデアは夏ごろだったか、ブーツィーコリンズ久々の来日にあわせて
やはりその二組とFREEFUNKに「P.Funk」というお題を出して、
それがたいそう面白かったのだ。

サイモンガーさんも、Ebony-Bもまさかそれ!?っていうヒネった選曲でトライしてくれて、
めちゃくちゃ面白かった。
マニアック、かもしれないけどそれぞれの音楽性にマッチしながらも、
まずカバーする人いないでしょうという新鮮さがとても面白かった。

そこからヒントを得て、今回も「お題」を出してみたというわけです。
今回のお題は「ジャパーニーズソウル&ファンク」。
我々3組とも、カバー交えつつも普段は日本語のオリジナル曲を作っている。
僕らから観た先人というのは多くいるわけで、
どんなチョイスをするのか。

貴方にとっての「ジャパーニーズソウル&ファンク」とは?
あるいは貴方が知っている「ジャパーニーズソウル&ファンク」ってどんなアーティスト?
なかなか盛り上がるお題だと思いませんか??

是非楽しみにしてください。
皆さんのご来場お待ちしています。

11/19/2011(sat)
新宿GOLDEN EGG

Funk & Soul Live Show!
新宿歌舞伎町からFREEFUNKがお届けするFunk & Soul Liveショー!
毎回「お題」を決めて各出演者・バンドこだわりの選曲を交えたライブをお届けします。
今回のお題は「ジャパニーズ・ソウル&ファンク」
さて個性派な3組、どんな選曲をするのか?乞うご期待!

charge 2000yen
open 19:00 / start 19:30

<live>
■FREEFUNK
艦長 (vo,g) Sammy(key) リッキ−(b) ウラッチ(ds)
タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP(tp)
■サイモンガー・モバイル
■Ebony-B & The Grasshopper(s)
YoSuke (vo,key) Yossy (b & vo) iDonny (ds)