2024年12月31日火曜日

2024年は・・・

2024年もあと1日で終わりとなる。
例年、この時期に今年のことを振り返っている。

忙しい一年だった。
それほど多くあちこちに行ったわけではないが、それでも振り返れば、
全国あちらこちらに移動をしていた。

FREEFUNKは年末のライブをブック出来なかったのが、
ちょっと残念。
毎年の恒例ライブだったのだけど、ここ最近はライブ会場も人気で、
どんどん予定が埋まってしまう。
それ以外では、キンムギーズ、Mimiさんとのセッション、Princeトリビュートと、
なかなか充実していた。


節目となったORITO SOUL REVIEWも思い出深いライブとなった。
ブルースアレイはすごい熱気とソウルミュージックへの愛情に満ちた、
素晴らしい空間だった。


ライブも色々見れたけど、
やはりBlue Note Jazz Festivalで見た、 George Clinton & Parliament Funkadelicは感動だった。
バンドアンサンブルもぐっと良くなり、
充実した内容だった。

前日の夜にマイケル・ハンプトンと会えたのは、
本当に楽しい出来事だった。



来年2025年が、素晴らしい一年になることを願っている。
また充実した時となるように、行動をしていきたい。

FREEFUNKはまずは2月11日のバンド29周年ライブからスタート。
楽しい夜になるはずだ。

2024年12月12日木曜日

山下達郎ライブ2024

12月4日は、NHKホールで山下達郎ライブを堪能してきた。
これで3年連続でNHKホールで観れるという、幸せな経験を出来ている。
NHKホールは各地あるホールの中でも好きなホールだ。
モダンな作りでゆったりとしたロビーやクロークがある。
音も良くて居心地の良い空間だ。

この日は休みを取り、昼は竹橋で「ハニワと土偶の近代」展を鑑賞したのだが、
その会場の東京国立近代美術館も、モダンな作りで素晴らしい空間だった。
近年は、なんでもかんでも取り壊してガラス張りの似たような構想ビルばかり建っているが、
こういう建物は、大事にメンテナンスしながら残っていってほしい。
実はその最たるものが、中野サンプラザだったりしたけれど・・・。

達郎氏は風邪からの病み上がりで、鼻水が止まらないとMCで話していたが、
歌とパフォーマンスは最高のものだった。
大好きな曲もやってくれて、2時間半の充実したライブだった。
そして翌日も同じくNHKホールでライブだったのだが、こちらはなんと1時間余りで
本人自ら公演中止、仕切り直しとしたらしい。
風邪で納得のいくパフォーマンスができないという判断のようだ。

ギリギリ前日の公演は完走で、観れてよかったのだが、
考えようによっては、二日目のお客さんはとても貴重な体験をしたのかもしれない。
そして都合さえつけば振替公演で、もう一度頭から楽しめるのだから、
ちょっとお得かも、なんて思ってしまう。
もちろん達郎氏や関わるスタッフ、バンドメンバーの皆さんは大変だけど。

そのことがネットなどでニュースとなったときに、
会場はあたたかい拍手で応えた、と書かれていて想像がついた。
演者のひたむきさ、真剣度やこだわりを十分に理解しているファンが大半だからこそ、
本人が納得がいかないというなら仕方ない、また観にくるよという感じではないだろうか。

今回のことを、山下達郎ももう年には勝てないだとか、
色々書いているメディアもあったが、そんなことは本人が一番よくわかってると思うし、
そうであっても十分過ぎるほどに歌えているということは、
ライブに足を運ぶ人たちからすれば、当たり前の認識だろう。

来年は達郎氏も50周年になるというから、色々と盛大に企画をしていることと思う。
ツアーもまた夏前ぐらいからあるのだろう。
できるだけ毎年、足を運んでその歌声とパフォーマンスを見届けていきたい。

2024年11月19日火曜日

詩人と火の鳥

谷川俊太郎さんが亡くなったとのニュースを見た。
現代を代表する詩人だった。

同世代の人だと、中学校の教科書に掲載された、
「朝のリレー」が印象深いのではないだろうか。
自分もこれが谷川俊太郎という人の名を知るきっかけだったし、
「朝をリレーする」という感覚がとても新しく思えて、
興味を持つきっかけになった。

高校生の頃は、音楽と合わせて文学にも興味を持ち、
小説を読んだり、中原中也なんかの詩を読んだりするようになっていた。
そんな中でも谷川さんは新聞や雑誌、そしてテレビでもよく見かける、
いわば日本の詩人代表という感じだった。

大学は文学部を選んだのだけど、T.S.エリオットやジョイスなど、
20世紀の現代詩、現代文学を専攻したのも、今思えば10代で出会った、
谷川さんの詩がきっかけなのかもしれない。
大学生になり、改めて谷川さんの詩集を書店で買って読んだが、
難しい言葉使いや、難解な表現はせずに、
シンプルな言葉を紡いでいくその作風がとても好きだった。

あの頃手に取った詩集は、『詩を贈ろうとすることは』とか、
『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』、
『コカコーラ・レッスン』とかだったと記憶している。
以来、詩集を何度か手にして読んだりしていた。

久々に谷川俊太郎さんの詩集を手に取り、
詩を感じたい。
不思議と家の書棚から、すぐに本が見つからないので、
週末あたりは本屋さんを巡ってみようと思う。

谷川さんの作品といえば、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌の作詞も有名だ。
でも、敢えてここに掲載するのは、万人が知るその曲ではなく、
同じく手塚作品だが、映画「火の鳥」の主題歌。
作曲はなんとミシェル・ルグラン。

2024年11月18日月曜日

安部公房とピンク・フロイド

日曜は横浜元町まで出かけ、神奈川近代文学館で「安部公房展」を見てきた。
元町に行くのもかなり久しぶりだが、この文学館は初めての訪問だ。
少し前の新聞で、この展示企画が記事で取り上げられていて、
12月8日までの開催だというので、急いで行ってきた。

アメリカ山公園の少し先にある、眺めの良い場所にあり、
そこに行くまでの道のりもちょっとした旅行気分で楽しめた。
元町に行く前には、中華街で美味しい中華ランチも食べたので、
ここ最近あまり出来ていなかった。プチ旅行のような感覚だった。

安部公房は、大好きな作家の一人だ。
初めて読んだのは高校生か、大学生だっただろうか。
「砂の女」が最初のきっかけだったが、あまりの面白さにはまり、
文庫本を次々と買って読んだ。
今でも時々、文庫本を手に取ってパラパラと捲ることもある。

今回の展示では、安部工房の幼い頃の写真から、
作家を志した時期から、作家や戯曲家としての活躍、
そして晩年に至るまでを網羅した内容で、とても充実をしていた。

若い頃に、埴谷雄高とやりとりをしたハガキだとか、
その時代の空気まで伝わるような展示物が多く、非常におもしろかったが、
自分がなんと言っても興味を持ったのは、
安部公房が所有したシンセサイザー、そしてピンク・フロイドの音楽が好きだったということだ。

ワードプロセッサーのような新しい技術を積極的に導入していたらしいが、
シンセサイザーまで入手していたのは興味深い。
現実には無い音を作り出せるシンセサイザーに、
きっと魅力を感じたのだろう。
ピンク・フロイドも新しい時代のクラシックの要素を感じていたようだ。
ピンク・フロイドが登場した時代、60年代末から70年代には、40代後半ぐらいだったはずだが、
そうした感性の鋭さを改めて知ることができて、
非常に刺激的な展示企画だった。

改めて、安部公房の書作品を読み返したくなった。
少し前に公開されていた映画「箱男」も観れていないので、
ぜひ観ようと思う。

YouTubeを検索してみたら、こんな動画が。
見応え十分なすごい動画だ。

2024年11月12日火曜日

FREEFUNK 年内最終便

日曜はFREEFUNKの年内最後のライブ。
色々手違いというか段取り不備もあって、
例年12月に年末締めくくりライブをやってたのだけど、
今年は無し。
とても申し訳ない気持ちと、ちょっと寂しさもある。
今年はFREEFUNKでクリスマス・ソングを演奏する機会がない・・・。

ということで、来年の2月11日に渋谷nobで、
FREEFUNKの結成29周年、そして自分の53歳の誕生日という、
あまりキリの良い数字じゃないけど祝うイベントをやることに。
日曜のライブMCでも話したけど、もうこの年齢になってくると、
そろそろ、毎年の生存確認のような、そんな感じだ。

ともあれ、建国記念の日に祝ってもらうというより、
皆でまた会えることを祝いたい。

日曜のライブは、ここ何回かセットリストが固定的だったので、
少し入れ替えてみたりした。
初めて演奏をしたORITOナンバー「懺悔の気持ち」は、
とても難しい曲で、シンプルなだけにバンドのグルーヴを歌と合わせていくのが、
かなり難易度高い曲だ。
大好きな曲で、今年のORITO SOUL REVIEWでTOMMYさんが見事に歌っていたのをみて、
自分もチャレンジしたくなった曲。
また次回も演奏をしたい。

FREEFUNK
Live at Golden Egg, Shinjuku
10 NOV, 2024

SET1
01.Funkaphonic
02. Super Duper Love
03. カセットテープ
04. 陸橋
05. 大丈夫大丈夫 [ORITO]
06. 懺悔の気持ち [ORITO]
07. 中央フリーウェイ [荒井由実]
08. Nothing Compares 2 U [Prince]
09. Humming Bird Singin’

SET2
10. Midnight Jam
11. Electric Lady
12. I Just Want To Make Love To You [Cold Blood]
13. Gimme Shelter [Merry Clayton]
14. Que Sera Sera [Sly & The Family Stone]
15. Jump & Shoot
16. Not Just Hot But Spicy
17. 自由自在

2024年11月8日金曜日

Are You Glad To Be In America?

アメリカ大統領選は、拮抗しているというメディアの情報どおりとならず、
ドナルド・トランプの大勝利だった。
8年前もそんな感じで、トランプは泡沫候補のような扱いだったから、
今回もそんな気はしていたのだけど、想像以上だった。

フェイスブックで繋がっているようなアメリカの主に音楽関連の人たちや、
ブラック系のアーティストはカマラ・ハリス支持が多かったように思う。
一方で、明確にどちらを支持するのか表明しない人も多くいるようだった。
分断が叫ばれる中で、SNSなどには書かないようにしていたのかもしれない。

また、数人の友人(ネットと音楽でのつながりのみだけど)は、
かなり明確にトランプ支持を打ち出していた。
生粋の黒人系、Pファンクが大好きというような人だ。

この辺りの感覚は、日本にいるとなかなか掴めないものなのだろう。
日本は賃金が上がらず、物価高で苦しんでいるが、
アメリカ国内でもそうした状況の人や、すごいスピードのインフレに
政府の無策を感じる人もかなりいるのだと思う。

深刻なのは、大統領となる人間が国内の分断を煽り、
敵味方のように分け隔てているやり方だ。
日本にもそんな類の総理大臣がちょっと前までいたけど、
アメリカのほうはかなり深刻に感じる。

世代や職業だけじゃなく、アメリカには人種や宗教、
それに基づく価値観にしても分断のきっかけとなるから、
さらにややこしい。
でもそれは、世界の縮図でもある。

一連の大統領選とその結果を見て、
この曲が頭に浮かんだので、ここに記しておく。

James Blood Ulmer - Are You Glad To Be In America?

2024年11月5日火曜日

クインシー・ジョーンズ

アメリカ音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズが亡くなった。
20世紀の偉大な音楽プロデューサーの1人だった。

個人的な思い出としては、
クインシーの名前を初めて耳にしたのは、
マイケル・ジャクソンの「スリラー」そして「We Are The World」での
プロデュースを担当したあたりだ。
ちょうど自分がポップスを聴くようになった時期に、
クインシーは大御所プロデューサーという扱いだった。

暫くして、ソウルやファンク、ジャズに夢中になり
クインシーの名前を再び目にした。
とりわけ、70年代のクインシー名義のアルバムは多く聴いた。

お気に入りのアルバムはいくつかあるが、
レアグルーブとしても評価が高いのが、1974年の「BODY HEAT」あたりだろうか。



翌年リリースの「MELLOW MADNESS」あたりも良い。
レオン・ウェアの歌もフィーチャーされていたり、
錚々たるメンバーが演奏を固めていて、
時代の最先端、最高峰のプレイヤーやシンガーを集めているのがすごい。



逆に、60年代以前のジャズをプレイするクインシーは、
正直あまり聴いていなかったので、
この機会にじっくりと聴いてみようと思う。

ジャンルを超え、時代を超えて素晴らしい音楽を遺してくれた、
クインシー・ジョーンズにありがとうと伝えたい。
Thank your for beautiful music, Quincy Jones.

2024年10月29日火曜日

時代の変わり目

昨日の衆議院選挙。
予想以上に、与党の自民党と公明党は厳しかったようで、
過半数も割れている。
立憲民主党と国民民主党、れいわ新撰組あたりは躍進した

与野党が絶妙なバランスなので、
かつての安倍政権の頃のような、強引な政権運営はできなくなると思うし、
それが今回の民意だった気がする。
「調子に乗るなよ」という。
おかしなカルト教団に支えられた連中や、裏金を当たり前にやってた連中も、
完全ではないがかなり淘汰されてよかった。

場合によっては、与党と野党が入れ替わるのかもしれないけれど、
その場合でも絶妙なバランスである事に変わりはない。
立憲民主党もかつての民主党政権で失敗をした人たちだ。
そのことを皆忘れてないと思う。

政治がゴタついている時代は、過去にも多くあったけど、
2024年の現在、すべての政治家とりわけ国会議員が意識すべきなのは、
どんな政権であれ、経済や国民の暮らしがめちゃくちゃ大事で、
日本は海外に成長率で置いてきぼりをくらっていて、
国民はそのことをとても怒っているし、意識しているということだ。
もはや誤魔化すことは出来ない。

世界の諸外国との賃金格差や、税金や社会保障の負担率など、
かつてないほど、僕らは神経質になっている。
日本が豊かで安全な国だったということが、
最悪終わってしまうかもしれないという危機感がある。
こんなグラフを、この航海日誌に貼り付ける日が来るとは、
思ってもなかったけど、腹立たしいので置いておく。

グラフは、厚生労働省の資料より。



















時代の変わり目に来ていると感じる。
今回、投票率が低かったのは残念だけど、
怒っている人たちが行動したのはちゃんと結果につながったのではないだろうか?
SNSで声高に叫ばなくても、投票できちんと自分の意思を示した人がいたんだと思う。

以前にもこの曲は取り上げたけど、
大好きなポール・ウェラー兄貴の名曲なので、
何度でも掲載。
The Style Council - Shout To The Top



2024年10月22日火曜日

秋も深まる手前かな?

昨夜はFREEFUNKライブ。
いつも大体16時ぐらいには家を出て、新宿に向かうのだけれど、
その前の日はとても暑くて気温も30度近くあったので、
デニムシャツを一枚だけ羽織って出かけた。
そしたら、思いの外寒くて、ああようやく秋になるんだなと実感。
正直なところ、ここに至るまで半袖Tシャツや短パンで過ごす事も多かったし、
冷たいアイスコーヒーや麦茶が美味しいし、
もはや一年の半分は夏のような感覚だった。

ちょっと前までは、10月ぐらいは長袖や、ジャケットを羽織ってるのが
当たり前だったように思う。
でもこの数年、10月でも暑くなってしまった。

ようやく秋が深まる、手前なのだと思って、
心地よい季節を待ち望みたい。
北海道ではすでに雪も降っているらしい。
東京でも、秋はあっという間に終わってしまうだろう。

FREEFUNKライブは、この二回おやすみだった桃花も復活。
あいにくESPは参加できなかったので、フルメンバーでのライブでは
なかったが、内容はこんな感じだった。

FREEFUNK LIVE
at Golden Egg, Shinjuku

set1 1. Freefunk Shuttle
2. カセットテープ
3. 真夜中のドア
4. あふれるリズム
5. Mothership Connection
6. I Never Thought
7. Baby I Love You
8. 人間解放戦線ブギー

set2
9. Electric Lady
10. How Come You Don't Call Me
11. ミライ (Juju)
12. レコード
13. Jump & Shoot
14. Not Just Hot But Spicy
15. 紫の夜
16. 森羅万象
17. 犬になれ!

次回ライブは11月10日、同じく新宿Golden Eggにて。
たぶん年内最後になりそうな感じだ。

2024年10月6日日曜日

Electric Lady Studios

ジミ・ヘンドリクスの生涯最後の録音となる、1970年の6〜8月のエレクトリック・レディ・スタジオでの
音源を集めたコンピレーション「Electric Lady Studios : A Jimi Hendrix Visions」がリリースされた。
本当はジミの命日の頃に合わせた発売日が告知されていたが、
遅れて10月になったみたいだ。

ずっしりと重たいアナログ5枚組を購入したので、手にした時の実感はものすごい。
そしてブックレットもLPサイズで大きいので、見応えがある。
特典のブルーレイは日本語訳がないけど、これは仕方ない。

内容はというと、ジミが最後に取り組んでいた楽曲が中心で、
のちにそれは「First Rays Of The New Rising Sun」として纏められた、
幻のアルバムの完成系一歩手前の録音ということになる。

「First Rays Of The New Rising Sun」は自分にとって、
いまだに聴くたび新鮮な気持ちと発見がある、ライフタイムアルバムだ。
ジミの生前の作品ではないので、完成系ではないけれど、
驚くほどの完成度、そして新鮮さ。
未完成であるが故に、無限に広がる可能性や、未来を見出してしまう。


その点では今回のコンピレーションは、完成に至るまでの習作や、 アレンジの過程を聴かせてくれるもので、まるでジミの最後のスタジオワークに
立ち会っているかのような感覚になる。
マニアックな内容なので、ジミ・ヘンドリクスを聴きたいという人に、
最初におすすめする類ではないけれど、
どっぷりとジミに浸ってしまったひとなら、避けて通れない沼のような作品だろう。

何本もダビングして重ねられた、虹のようにカラフルなギターサウンドが、
「First Days Of The New Rising Sun」の特徴の一つだと思っているが、
このコンピの中では、ダビング一切なしの”素”の録音もある。 デモ録音だろうか、バンドメンバーにコードや展開をジミが言葉で指示しながら
演奏をしているものもある。

新たな日が昇る最初の光を捉える前の、
夜の闇の中で奮闘する、天才音楽家の限りなくレベルの高い演奏を
たっぷりと楽しめるコンピレーションだと思う。




















2024年10月2日水曜日

マーク・ボランを想う

 9月30日はT.REXのマーク・ボランの誕生日だった。
存命なら77歳。喜寿だ。
もっとも、そういった事とは無縁の30歳目前で交通事故で世を去ってしまった。
中学生のときにT.REXを聴いて以来、
ずっと夢中で聴いていた。

"20th Century Boy"のイントロのギター。あれだけで打ちのめされた。
最初に買ったCDはT.REXの「電気ノ武者」=Electric Warriorだ。

誕生日、あるいは命日の9月16日近辺だったからか、SNSにはマーク・ボランの映画やエピソードがたくさん流れてきた。



中学生の時の読んだマークの伝記本にも出てきた、
TV番組「MARC」は、今やYouTubeでしっかり見る事ができる。
その点ではいい時代になったと感じる。




番組はマークの死で打ち切られてしまうが、
長年の盟友でありライバル、デヴィッド・ボウイとの共演はとても美しく儚い。
2人とも、もうこの世にはいない。
時間切れだったのか、いいところで映像というか番組が終わってしまうのが、
ある意味マーク・ボランらしく感じてしまう。

T.REXで大好きな曲はいっぱいあるんだけど、
ちょっとマイナーかもしれないがこの曲はめちゃくちゃ聴いた。
それもタイトルどおり、10代の頃に。

”10代の夢はどうなってしまったんだ”というもの悲しいバラード。
軽快なロックンロールやブギーが代名詞だったマーク・ボランの
珠玉のバラードだと思う。
グロリア・ジョーンズと結ばれた時期だから、
ソウルミュージックの雰囲気も漂わせつつ、どこか儚げな曲だ。
儚くて、玩具のように壊れてしまいそうなのが、マーク・ボランの持ち味だと思っている。


2024年9月22日日曜日

"Maggot Brain" at Blue Note Jazz Festival

昨夜は、家族(下の娘は旅行中で不在)3人で、Blue Note Jazz Festivalへ。
久しぶりの開催は有明アリーナに会場を移し、全天候型となっての開催だった。

実はその前夜、マッキーから連絡をもらい、
ファンカデリックのマイケル・ハンプトンがマッキーのお店マッキーズ・ガンボに
遊びに来るかも、というので家族で中野で食事がてら、会いにいってきた。 ツアーの合間で疲れているかなと思ったけど、リラックスして
お客さんと色々と話していたマイケル。
久しぶりの再会がとても嬉しかった。
マイケルには色々話すこともできて良かったし、
初めてファンカデリックに参加した頃(1974年というから、ちょうど50年前!)のこと、
ギターの機材のことなどを話せた。

途中、マイケルが自分のiPhoneのお気に入りプレイリストをお店でかけたい、と
言ってくれて、かかった1曲目がジミ・ヘンドリクスの「Little Wing」だったのは、
グッときてしまった。
キース・リチャーズが1曲目にチャック・ベリーをかけるような、
ポール・マッカートニーが1曲目にバディ・ホリーをかけるような、
そんな感じだろうか。

上の娘も、P-Funkのメンバーと直接会って写真を撮るのは、
ブーツィー・コリンズ以来。
会話もできて楽しそうで良かった。

そして昨夜のBlue Note Jazz Festival。
1時間強のライブだったが、濃密で最高の選曲と演奏だった。
オープニングはいきなり「(not just) Knee Deep」。
このスタートは珍しいが、よくよく考えればこの曲のリリースから45年。
ジョージ・クリントンとしてもそのアニバーサリーも含めての
選曲だったのだと思う。

実はこの数年いやこの数十年、この曲の演奏には少し不満があった。
テンポが遅くなり、まったりとしたグルーブになっていたからだ。
2002年のフジロックでも演奏されていたが、その頃よりさらにテンポが落ちていたけど、
昨夜は45周年を意識してか、オリジナル版のタイトなグルーブとテンポになっており、
長尺のアドリブもカットされ、タイトで良かった。
でもマイケル・ハンプトンのギターソロはしっかりとフィーチャーされて、
それも素晴らしかった。

久しぶりの「Do That Stuff」や「P.Funk」演奏も素晴らしかったが、
感涙したのは「Maggot Brain」だ。
前夜にマイケルに「明日もMaggot Brainを演奏してほしいよ、10分サイズで。」
なんて話してたら、マイケルは笑いながら「いやいや」という感じだったけど、
しっかりとやってくれた!
マイケルの横でジョージが座って見守る姿を見ただけで、本当に涙が出てしまった。
この日はサングラスをかけてて良かったかも・・・。

ジャズフェスに鳴り響くマイケルの"Maggot Brain"は美しく、
ファンクもジャズもロックも超えていくような神々しさがあった。

また日本に来て、たくさん演奏をしてほしい。
そして、僭越ながら自分もこの曲はできるだけ演奏をしていたいと思った。

↓マッキーズ・ガンボでマイケル・ハンプトンと。
本当に素晴らしい人で才能あるミュージシャン!大好きだ。





















↓会場でバッタリ遭遇した、丸屋九兵衛さん、池上尚志くん!
業界人が集まると、運営や案内やらに文句が多くて、それはそれで面白い(笑)。



































2024年9月16日月曜日

ポール・マッカートニー写真展

土曜は六本木の東京シティビューで開催されている
「ポール・マッカートニー写真展」を観てきた。
9月も半ばだというのに、真夏のような暑さのなかだったけれど、
空はとても晴れていて、東京の街並みを一望できる場所で、
それは楽しかった。

写真展は、若きポール自身が撮影をしたフィルムが見つかったということで、
当事者にしか撮影できないような、貴重な写真がたくさん展示されている。
テレビ番組やライブショーで共演をした歌手やグループを、
舞台袖や楽屋で撮影しており、これ自体がもはや貴重な20世紀のポピュラー音楽の
資料だと思った。

とりわけ心を動かされたのは、ジョン、ジョージ、リンゴそしてポール自身と、
ビートルズのメンバーのリラックスした表情だ。
写真は主に1963〜64年の初期の時代だから、
メンバーはみな20代前半。一番若いジョージなんて、まだ20歳そこそこ。
初々しく、溌剌とした表情を見せてくれる。
ツアーやテレビ出演の合間の休暇で、プールで撮影された写真とか、
飛行機や移動の最中とか・・・。

1960年代にポピュラー音楽の革命が起きる、まさにその瞬間の、
これまであまり知られなかった一面のように思えた。
ポールはその後、写真家だったリンダと結婚をしたし、
娘のメアリーもまた写真家になった。
何かと写真との結びつきがあるようだ。

自分のスマホの写真ロールをみると、
食べ物やワインだの、ギターや楽器だの、たわいもない写真が多いから、
もう少し色々と撮影をしておいたら、後でもっと楽しいかなと思った。

ポール・マッカートニー写真展
Official web


2024年9月15日日曜日

映画「セッションマン ニッキー・ホプキンズ」を観た 

先日のことになるが、映画「セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男」を
吉祥寺UPLINKで鑑賞した。
話題の音楽ドキュメンタリー映画で、ずっと気になっていた作品だ。
公開初週ということもあり、館内はマニアと思われる音楽ファンでほぼ満席だった。

ニッキー・ホプキンズのインタビュー動画とか、貴重な映像も多く使われていたし、
時系列と録音参加したグループ別でうまくまとめられており、
大変面白い内容だった。
派手さはないけれど、裏方を支えるセッション・マンの人生や活躍に光をあてる良作だ。
少し前の「バックコーラスの歌姫たち」にも通じるところがある。
そういえば「バックコーラスの歌姫たち」でもメリー・クレイトンやリサ・フィッシャーが登場し、
ローリング・ストーンズとの共演や参加を語っていたし。

個人的なことを語ると、ニッキー・ホプキンズの名前を知ったのは、
やはりローリング・ストーンズやビートルズの諸作品への参加だった。
ソロアルバムも出していたけれど、
今でも好きなのは、ストーンズの面々ただしキース抜きで録音された
「Jamming With Edward」というアルバムだ。
作品というにはあまりにラフなセッション風景の録音物だけど、
それがまた妙に良かったりする。
こんなラフな作品はストーンズ名義ではあり得なかったかもしれない。

音楽ドキュメンタリー映画や、有名アーティストの伝記映画は、
これからも色々と作られるのだろうが、
まだ脚光を浴びていない才能あるミュージシャンやプロデューサー、プレイヤーはたくさんいるので、
良質な映画がこれに続くことを期待している。







































映画のあとは、吉祥寺でお気に入りのまめ蔵カレー。
吉祥寺の名店だ。


2024年8月25日日曜日

猛暑そして雨

8月もあと1週間ほど。
今年は夏にライブをお休みしているので、
静かに過ごす夏だった。

仕事が実はめちゃくちゃ忙しくて、ちょうど良かったのかもしれない。
ただ、楽しみにしていたジョン・バティステのライブが公演中止になったし、
日中はとにかく酷暑・猛暑すぎて全く出かける気になれず、
家で過ごしていた。

25年ほど前に、新婚旅行でエジプトに行ったのだけど、
エジプトの人たちはやはり暑い日中は避けて、
夕方から夜に行動をしていたのを思い出す。
カイロの市内は夜になると子供達も含めて多く街中にいて、 これが砂漠で暮らす人々の生活様式なのかもと感じた。

日本も、いや世界中がそうなっていくのかもしれない。
毎日のように「最高気温38度」とか「39度」とか、異常気象というよりない。

涼しい思いをさせてくれたものは、
美味しいスパークリングワインと食べ物。



久しぶりの故郷岐阜での花火大会。 しばらく会ってない友人のことや、
昔のことも思い出したりした。




同じく久しぶりに訪れた、明治村での夜景。



先週末は博多に行ったので、
美味しいものを食べまくった。
とりわけ、再訪したかった名店、おでんの安兵衛。
一つ一つのネタがしっかりと美味しかったりして・・・。



音楽は、70年代後半から80年代前半の
クロスオーバー、フュージョン系をやたら聴いていた。
レニー・ホワイトのアルバムなんて、最高すぎる。



ここ数日は、まるで同じ繰り返しのように
猛暑の真夏日と夕立というには過剰すぎる豪雨の繰り返し。

いい加減、もう夏は終わっていいよと心の中で呟く。
9月になればFREEFUNKもライブ再開。
さて、すこしは涼しくなってくれているといいのだけど。
ライブでまた皆さんと会えるのが楽しみだ。

次回FREEFUNKライブは
9月8日(日)新宿GOLDEN EGGにて。

door open 7:00pm
show start 7:30pm
fee 2,000yen +1 drink order

2024年8月3日土曜日

8月に入った

猛暑のまま、8月に入った。
連日、気温が38度だの39度だの、
ちょっと前なら記録的な気温だった数字が、
全国あちこちで出現している。

若い頃なら、気にせず出歩いていた気がするが、
さすがに日中に出かける気になれない。

そんなわけで休みの日は家でエアコンをかけて、
よく冷えたアイスコーヒーを飲んだりしながら、
音楽を聴いたり、曲を作ったり、映画や動画を見たり・・・。
時間をゆっくり過ごせるのは悪くない。

2024年7月30日火曜日

オリンピックのこと

 パリのオリンピックが開幕したので、テレビは連日中継で色々な競技を放送している。
柔道やスケボーなどは日本人選手の金メダルも出て、盛り上がりそうだ。
全編を見たわけじゃないので、あまり詳しく書けないけど開会式がなかなかカオスだった。


衝撃的だったのは、斬首されたマリー・アントワネットや、死の騎士?のような演出。
物議をかもすことを前提にプログラムを演出しているようにも感じた。
実際、じぶんの周りでも賛否両論だ。

個人的にはちょっとグロテスクだなと思ったが、のちのちに評価が変わる類の

アートのようにも感じた。
フランスという、革命によって共和性に至った国の、国民性や歴史背景もあるかもしれない。

自分の記憶の中で一番古いオリンピックは、モスクワオリンピックだ。
そう、多くの国がボイコットした1980年のこと。
まだ8歳の子供だったから、大してその背景はわからないままだったけど、
何やら難しいことがあるんだな、と感じた記憶がある。

その4年後のロス・オリンピックは中学生だったから、
テレビでも釘つけで見たし、カール・ルイスなどアメリカ人選手の活躍が印象深い。
このロス五輪こそが、オリンピックが商業主義になったきっかけだともいう。

その後の1988年のソウル・オリンピックのときはもう高校生で、
正直スポーツやなんかに興味を失っていたから、
あまりテレビを見た記憶がないが、それでもベン・ジョンソンは衝撃的だった。
でも、どちらかといえば開催の前に起きた大韓航空機爆破事件とか、
朝鮮半島の二つの国は、ちょっと物騒だなという印象が強かった。
この頃はまだ、韓国は”近くて遠い”存在だったとおもう。

1992年のバルセロナ・オリンピックはよく覚えている。
大学生だったけれど、当時渋谷にあったスペイン料理店でバイトをしていて、
オリンピックの影響もあってこの夏は驚くほどお客さんが連日きた。
なので、どちらかといえばオリンピックの競技や試合そのものより、
強烈なオリンピックブームを、働く身として体感をしたという印象だ。

1996年のアトランタは、社会人になっていた。
開会式でモハメド・アリが登場したのは感動的だった。
しかし、すっかり商業主義に陥ったオリンピックは、アメリカでの開催が一番よく似合うように思ってしまった。

これ以降のオリンピックは、テレビで見かけることはあったけれど、
もうそのシチュエーションなんかは思い出せない。
強いていうなら2021年の東京オリンピックだろうか。
本当にやるのか?という状況で行われた、不発のオリンピックだった。
選手それぞれにとっては、大きな晴れ舞台だろうし、
このために一生懸命にやってきたのだから、頑張ってほしいと思う。
一方で、強欲で利権まみれの主催団体のことを思うと、
とても複雑な気持ちにもなるものだ。

カール・ルイスは当時テレビでの露出もすごかった記憶がある。

2024年7月15日月曜日

Hot Fun In The Summer Time

例年より早く夏がきてしまったような、そんな季節だ。
梅雨も明けてないというから、やはりちょっと異常気象に思えてしまう。

土曜は原宿で、小学校以来の友人のユタカが作品展をやるというので、
覗いてきた。
カットアート=切り絵を中心とした作品展示で、素晴らしかった。
メッセージがどの作品にもあるし、有名人の横顔を対比した作品集は、
娯楽性もあって楽しい。
自分の横顔のカットアートもやってくれて、これも良い経験だった。
以前にも似顔絵は描いてもらった経験があるが、
カットアートは初めて。 自分でも笑ってしまうほど、自分の横顔だったのがなんだか嬉しかった。


















この作成風景の時に話していて、思い出したのだけど、小学生の頃は、ユタカのお父さんとお母さんが理容室をやられていたので、よく髪の毛を切ってもらっていた。
あれから40年近く経って、今度はユタカに”紙”を切ってもらっている。
なんとも感慨深い光景だと思う。

そして、日曜はFREEFUNKライブ。
桃花が都合により不参加で、ウラッチも仕事が立て込んでいて間に合わないかも、
という状況だったけれど、どうにか本番直前に駆け込みセーフ。
ちょっと変わった選曲もしてみたけれど、どうだったかな?

桃花がいないので、その分多く歌ったライブになった。

FREEFUNK Live at Golden Egg
14 July 2024

SET1
01. レコード
02. 陸橋
03. Let's Make A Better World [Dr. John]
04. 大丈夫大丈夫 [Orito]
05. Our Beat [Orito]
06. Musicology [Prince]
07. Sometimes It Snows In April [Prince]

SET2
08. Maggot Brain [Funkadelic -inst-]
09. Freefunk Shuttle
10. Humming Bird Singin'
11. The Spirit [Curtis Fuller -inst-]
12. Not Just Hot But Spicy
13. Purple Night
14. 森羅万象
15. 自由自在〜Give Up The Funk
-encore-
16. 犬になれ!

Sammyの少し早めの誕生日祝いも!
sueちゃんケーキをありがとう!
うさ兄誕生日おめでとう!


















FREEFUNKライブは8月はお休みなので、次回は9月8日。
少し涼しくなっていると良いな、と思う。

夏はこれからが本番だけど、色々と忙しいので、
体調に気をつけて乗り越えていこう。














2024年7月6日土曜日

Election Day

先日、テレビのニュースでアメリカの大統領選の討論会の様子を観た。
嘘と誇張した言説を撒き散らすトランプと、年老いてうまく喋れないバイデン。
この2人の一騎打ちだというが、これがアメリカつまり世界最強国家のリーダーを選ぶということで、
悍ましい気分になった。

明日は東京都知事の選挙だ。
こちらもなんとも悍ましい。
過去最多という立候補者を見渡しても、本気で都知事をやろうと思っている人間はかなり少ない。
自分の宣伝やSNSや動画チャンネル登録者を増やす手段のような連中も多くいる。

選挙、民主主義というのはおよそ民衆がどんなふうなのかを映し出す鏡のようだと思っている。
政治家や候補者が愚かに見えるのは、それはつまり自分たちが愚かだからだ。

たった一票だけど、これを自分の思う理想に近づけられるように活かすしかない。

いつもの定番の曲だけど、これを。

2024年6月25日火曜日

Thank you, Purple Night 2024

日曜は渋谷nobで、恒例のプリンストリビュートライブ
「Purple Night 2024」だった。
毎回、ものすごく盛り上がってしまうこのイベント。
今年も素晴らしい盛り上がりとなり、最高の夜だった!

1年ぶりの共演となるサイモンガー・モバイルも相変わらず冴えてたし、
DJ AKKYもマニアックなところも押さえる選曲で開場から盛り上げてくれた。
コラボフードはいつも楽しみなんだけど、今回のsue's cafeは、
「チキンティッカ・パープルナイトバーガー」と「プルドチキン・パープルナイト・ピザ」の
2品目で、両方とも最高に美味しかった。
バーガーは、普段チキンは食べないのだけど、これまで食べたバーガーでも確実にBEST3に入る美味しさだった。
ピザは終演後にいただいたけど、ピザにこんなにパクチーが合うとは。

そして自分が参加をするトリビュートバンド、Purple Night Generationも、
バンドとしての安定感が出てきて、ものすごい盛り上がりとなった。
客席の皆様も、根っからのプリンス大好きが集まってくださるので、
こちらも自然と熱を帯びていく。
そんなことも予想して、久しぶりにワイヤレスシステムを持っていき、
客席ど真ん中でギターを弾いたりしてみた。
楽しんでもらえたようで何よりだ。

プリンスが亡くなってはや8年。
今でもしょっちゅうニュースが出るし、未発表の音源が毎年のようにリリースされている。
これからも僕らはプリンスを聴き、演奏をし続ける。
そして少しでも長く、多くのプリンスファンの皆と、こういう時間を共有していきたい。

また来年、必ずやろう!

23 June 2024, Purple Night Generation
setlist

01. Rainbow Children (All vocals)
02. Musicology (Captain Freefunk vo)
03. D.M.S.R (MSTD vo)
04. Feel For You〜Controversy (medley) (All vo)
05. Call My Name (YoSUKE vo)
06. The Glamorous Life (Maki vo)
07. Housequake (サイモンガー vo)
08. Nothing Compares 2 U (Maki vo)
09. Guitar (Captain Freefunk vo)
10. Kiss (YoSUKE vo)
11. The Bird (Bratha D vo)
12. Let’s Go Crazy (Captain Freefunk vo)
-encore-
13. Purple Rain (Caotain Freefunk vo)

2024年6月13日木曜日

ORITO SOUL REVIEW 2024、感謝!

日曜のブルースアレイ・ジャパンでORITO SOUL REVIEW 2024 東京編は、
いったんの最終章となった。
素晴らしいオーディエンスの皆様、出演者の皆様とともに、
ORITOさんが遺してくれた名曲を歌い継ぐ、ソウルフルな夜だった。
2008年以降、16年にわたり開催されつづけ、関わってこれたことを誇りに思う。
そして関わってくれた全てのみなさんに、感謝!というより他はない。
稀有な日本人ソウルシンガーへの、稀有なライブイベントだった。

今回はトリビュートアルバムにも収録された「大丈夫 大丈夫」「OUR BEAT」の
2曲を歌った。
「大丈夫 大丈夫」は桃花と一緒に、いつものFREEFUNKライブのように。
そして「OUR BEAT」では芽芽ちゃん、SUga-Pimpsも加わってもらい、
ファンクでばっちり決めた。
柿崎さんのトークボックスも、ORITO SOUL REVIEWでは初めての光景だったと思う。

ライブ終盤にはORITOさんの愛娘、歌鈴ちゃんと奥様の美帆さんも参加してくれて、
お二人でハモリながら「De Ja Vu」を歌う姿に、思わず涙が出てしまった。
「愛する家族が貴方の曲を歌ってくれていますよ」と、ORITOさんに心で語りかけていた。

最後の千秋楽は、神戸での公演となるが東京編はこれで最終。
来ていただいたお客さんの心にも、この温かい雰囲気はきっと、残り続けると思う。

自分たちは、これからもORITOナンバーをライブで歌い続けるし、
みなさんにもっと聴いてもらえるよう、広めていきたい。
マーヴィン・ゲイや、サム・クックがそうであるように、
ORITOナンバーは日本のソウルミュージックのスタンダードになっていくのだ。

そんな思いを胸に、目黒から帰る夜だった。

皆様本当にありがとうございました!
感謝!感謝!感謝!

2024年6月4日火曜日

6月はライブ色々

6月に入り、雨もよく降る。
梅雨入りは関東はまだみたいだけど、もう梅雨なんじゃないかと錯覚するぐらい、
よく降る。

5月は中盤、ライブ終わった翌週あたりから体調不良が続き、
ちょっとしんどかった。
風邪なのかよくわからないが、高熱からの頭痛、咳と散々で、
週末も寝込んでいたり・・・。
つくづく健康管理が大事だなと思った。

さて6月はライブが色々だ。
まずは6月9日のORITO SOUL REVIEW。
今回がいったんの締め、最後となる。
チケットはすでに完売ということで、熱心なファンの方が集まってくれるのだろう。
ORITOさんのアルバムもサブスク解禁ということで、
これからは多くの人に聴いてもらえるので嬉しいことだ。

翌週6/16(日)はFREEFUNKライブ。
いつもの仲間と、いつもの場所。
セットリストも毎回、変化があるようにしているので、
今回も何か変化やアクセントをつけたいと考えている。

そしてその次の週、6/23(日)は恒例のプリンストリビュートライブ。
Purple Nightもこれで通算7回目になる。
トリビュートバンドやイベントも増えたが、
Purple Nightならではの内容で盛大にやりたいので、
楽しみにしてもらいたい。

という感じで、体調不良などと言っている場合ではないので、
しっかりと健康管理して、充実した内容で出来ればと思っている。

2024年5月16日木曜日

FREEFUNK LIVE in MAY

先日の日曜日はFREEFUNKライブ。
いつものとおり新宿Golden Eggで定期ライブ。

ライブでは、シバケンとウラッチの2人が5月誕生日なので、
sueちゃん特製のケーキでお祝い。
sueちゃん、いつも本当にありがとう!!
セッリストトはこんな感じにした。
久しぶりの演奏曲もあったりして、よかったのではと思う。
Cold bloodのあとにJUJUの曲という、この落差がまた面白いのでは。

FREEFUNK LIVE at Golden Egg, Shinjuku
12 May 2024


Set1
1. Funkaphonic
2. カセットテープ
3. 中央フリーウェイ [荒井由実]
4. Sweet Sticky Thing [Ohio Players]
5. あふれるリズム
6. It Ain't No Fun To Me [Graham Central Station]
7. How Come U Don't Call Me [Prince〜Alicia Keys]
8. 陸橋
9. 人間解放戦線舞儀

Set2
10. I Just Want To Make Love To You [Cold Blood]
11. ミライ [JUJU]
12. Rock'n Roll City
13. Jump & Shoot
14. Not Just Hot But Spicy
15. Electric Lady
16. Purple Night
17. 森羅万象