2024年7月30日火曜日

オリンピックのこと

 パリのオリンピックが開幕したので、テレビは連日中継で色々な競技を放送している。
柔道やスケボーなどは日本人選手の金メダルも出て、盛り上がりそうだ。
全編を見たわけじゃないので、あまり詳しく書けないけど開会式がなかなかカオスだった。


衝撃的だったのは、斬首されたマリー・アントワネットや、死の騎士?のような演出。
物議をかもすことを前提にプログラムを演出しているようにも感じた。
実際、じぶんの周りでも賛否両論だ。

個人的にはちょっとグロテスクだなと思ったが、のちのちに評価が変わる類の

アートのようにも感じた。
フランスという、革命によって共和性に至った国の、国民性や歴史背景もあるかもしれない。

自分の記憶の中で一番古いオリンピックは、モスクワオリンピックだ。
そう、多くの国がボイコットした1980年のこと。
まだ8歳の子供だったから、大してその背景はわからないままだったけど、
何やら難しいことがあるんだな、と感じた記憶がある。

その4年後のロス・オリンピックは中学生だったから、
テレビでも釘つけで見たし、カール・ルイスなどアメリカ人選手の活躍が印象深い。
このロス五輪こそが、オリンピックが商業主義になったきっかけだともいう。

その後の1988年のソウル・オリンピックのときはもう高校生で、
正直スポーツやなんかに興味を失っていたから、
あまりテレビを見た記憶がないが、それでもベン・ジョンソンは衝撃的だった。
でも、どちらかといえば開催の前に起きた大韓航空機爆破事件とか、
朝鮮半島の二つの国は、ちょっと物騒だなという印象が強かった。
この頃はまだ、韓国は”近くて遠い”存在だったとおもう。

1992年のバルセロナ・オリンピックはよく覚えている。
大学生だったけれど、当時渋谷にあったスペイン料理店でバイトをしていて、
オリンピックの影響もあってこの夏は驚くほどお客さんが連日きた。
なので、どちらかといえばオリンピックの競技や試合そのものより、
強烈なオリンピックブームを、働く身として体感をしたという印象だ。

1996年のアトランタは、社会人になっていた。
開会式でモハメド・アリが登場したのは感動的だった。
しかし、すっかり商業主義に陥ったオリンピックは、アメリカでの開催が一番よく似合うように思ってしまった。

これ以降のオリンピックは、テレビで見かけることはあったけれど、
もうそのシチュエーションなんかは思い出せない。
強いていうなら2021年の東京オリンピックだろうか。
本当にやるのか?という状況で行われた、不発のオリンピックだった。
選手それぞれにとっては、大きな晴れ舞台だろうし、
このために一生懸命にやってきたのだから、頑張ってほしいと思う。
一方で、強欲で利権まみれの主催団体のことを思うと、
とても複雑な気持ちにもなるものだ。

カール・ルイスは当時テレビでの露出もすごかった記憶がある。

2024年7月15日月曜日

Hot Fun In The Summer Time

例年より早く夏がきてしまったような、そんな季節だ。
梅雨も明けてないというから、やはりちょっと異常気象に思えてしまう。

土曜は原宿で、小学校以来の友人のユタカが作品展をやるというので、
覗いてきた。
カットアート=切り絵を中心とした作品展示で、素晴らしかった。
メッセージがどの作品にもあるし、有名人の横顔を対比した作品集は、
娯楽性もあって楽しい。
自分の横顔のカットアートもやってくれて、これも良い経験だった。
以前にも似顔絵は描いてもらった経験があるが、
カットアートは初めて。 自分でも笑ってしまうほど、自分の横顔だったのがなんだか嬉しかった。


















この作成風景の時に話していて、思い出したのだけど、小学生の頃は、ユタカのお父さんとお母さんが理容室をやられていたので、よく髪の毛を切ってもらっていた。
あれから40年近く経って、今度はユタカに”紙”を切ってもらっている。
なんとも感慨深い光景だと思う。

そして、日曜はFREEFUNKライブ。
桃花が都合により不参加で、ウラッチも仕事が立て込んでいて間に合わないかも、
という状況だったけれど、どうにか本番直前に駆け込みセーフ。
ちょっと変わった選曲もしてみたけれど、どうだったかな?

桃花がいないので、その分多く歌ったライブになった。

FREEFUNK Live at Golden Egg
14 July 2024

SET1
01. レコード
02. 陸橋
03. Let's Make A Better World [Dr. John]
04. 大丈夫大丈夫 [Orito]
05. Our Beat [Orito]
06. Musicology [Prince]
07. Sometimes It Snows In April [Prince]

SET2
08. Maggot Brain [Funkadelic -inst-]
09. Freefunk Shuttle
10. Humming Bird Singin'
11. The Spirit [Curtis Fuller -inst-]
12. Not Just Hot But Spicy
13. Purple Night
14. 森羅万象
15. 自由自在〜Give Up The Funk
-encore-
16. 犬になれ!

Sammyの少し早めの誕生日祝いも!
sueちゃんケーキをありがとう!
うさ兄誕生日おめでとう!


















FREEFUNKライブは8月はお休みなので、次回は9月8日。
少し涼しくなっていると良いな、と思う。

夏はこれからが本番だけど、色々と忙しいので、
体調に気をつけて乗り越えていこう。














2024年7月6日土曜日

Election Day

先日、テレビのニュースでアメリカの大統領選の討論会の様子を観た。
嘘と誇張した言説を撒き散らすトランプと、年老いてうまく喋れないバイデン。
この2人の一騎打ちだというが、これがアメリカつまり世界最強国家のリーダーを選ぶということで、
悍ましい気分になった。

明日は東京都知事の選挙だ。
こちらもなんとも悍ましい。
過去最多という立候補者を見渡しても、本気で都知事をやろうと思っている人間はかなり少ない。
自分の宣伝やSNSや動画チャンネル登録者を増やす手段のような連中も多くいる。

選挙、民主主義というのはおよそ民衆がどんなふうなのかを映し出す鏡のようだと思っている。
政治家や候補者が愚かに見えるのは、それはつまり自分たちが愚かだからだ。

たった一票だけど、これを自分の思う理想に近づけられるように活かすしかない。

いつもの定番の曲だけど、これを。