2025年9月7日日曜日

George Clinton & Parliament Funkadelicライブ、祝祭の空間

昨夜はビルボードライブでジョージ・クリントン率いるP-Funk軍団、
Parliament Funkadelicのライブへ。
昨年9月のBlue Note Jazz Festivalから1年での来日ということで、
こうして毎年ライブを体感できることは他に変え難い喜びだ。
スライ・ストーンも亡くなり、FUNKを司る人物はジョージ・クリントンだけとなった。
ブーツィー・コリンズも元気ではあるがライブは引退してしまったので、
体感できる機会があるのはジョージ・クリントンのみと言える。 もちろん他にもまだ活躍している素晴らしいミュージシャンやグループはあるのだけど、
ライブの空間やその瞬間を、特別な祝祭に変えてしまうのは、
昔も今もジョージ・クリントンが格別だ。

ジョージは椅子に座っている時間は長くなったけれど、
それでもバンドに対して指示を出し流れを作っているし、
客席を煽りながら時折立ち上がってシャウトする。
もはや歌ともラップとも言えない独特のパフォーマンスだけど、
それがまたワン&オンリーで良い。

「BOP GUN」からスタートしたライブを観たのは、2002年のフジロック以来の気がした。
そして我がギターヒーロー、マイケル・ハンプトンの演奏が素晴らしかった
「RED HOT MOMMA」には感激だった。
マイケルが新調した、クリーム時代のクラプトンのGibson SGを”Kidd Funkadelic"仕様にした
ギターもカッコよかった。

ライブの最中でブランディがまるでマルディグラのように、
客席に投げたビーズのネックレスをキャッチすることも出来た。
あの演出もなかなか楽しかった。

こうなれば、毎年日本にきてライブをやってほしい。
P-Funk特有のあの祝祭感、自分はそれを”盆踊り”に通じると思っているのだけど、
若い世代にも伝わっていってほしいし、永遠に終わらないパーティーとして、
記憶に刻まれて行くのだと思う。
こちらもまだまだ元気に体力つけて応じていかなくては、と思うぐらいだ。

終演後にマイケル本人から最新のCDを購入。
再会できて本当に嬉しい!




























ジョージが元気そうで本当に嬉しい。
文字通りジョージこそがファンクの帝王、No.1だ。