2013年2月4日月曜日

The Meters Experience!

金曜の夜は、タイラー、エスパーと3人でビルボードライブにて
「The Meters Experience」のライブを観てきた。
元ミーターズのレオ・ノセンテリが中心となったセッションバンドという趣で、
ドラムにはGalacticのスタントン・ムーア。
ベースはビル・ディケンスという人でジャズ/フュージョン界隈で活躍する人らしく、
7弦ベースを多才に操っていた。

ミーターズといえばやはり、ベースのジョージ・ポーターJrに、
ドラムのジガブー、そしてアート・ネヴィルのオルガンあってだから、
いかにスタントン.ムーアを従えていようとも、
これをそのままミーターズと受け止めるわけにはいかないのだが、
レオ・ノセンテリがギターをつま弾けば、確かにあのフィーリングを感じさせてくれるのだった。

ゲストには、元JB〜P.Funkのフレッド・ウェズリー。
そしてやはりP.Funkの中心人物バーニー・ウォーレル。
この二人が参加するとなっては、見逃すわけにはいかないライブだと思ったし、
実際素晴らしかった!

ミーターズの曲、JB'sの曲、そしてP.Funkの曲をほどよくチョイスし
ファンクセッションな感じで演奏をしていた。

まずはミーターズの曲からは
「Stay Away」「Cissy Strut」あたりからスタートし、
会場内も盛り上がっていく。

そして途中、フレッドとバーニーが呼びこまれ、
まずはフレッドのカウントでJB'sの「Pass The Peas」から。
ホーンがフレッドのトロンボーンだけというのが惜しい。
よかったらエスパーとタイラーをそのままお貸ししたい気分だった(笑)。

そして、フレッドの持ち歌といえばコレ「House Party」。
メイシオ・パーカーがリズミカルな歌い方をするのとは対象的に、
フレッドは、ちょっと粘っこい歌い方をするのが面白い。
コール&レスポンスもバッチリ。

で、その後にバーニーが紹介され、オルガンソロからのシンセソロ。
シンセでは「Flashlight」のベースラインも披露してくれた。
最近使っているMoogの音だとおもうが、やはりバーニーがあのフレーズを弾けば
テンション上がってしまう。

で、何をいくかと思いきや、「Red Hot Momma」!
バーニーはソロのライブでも度々この曲を歌っていたからだと思うが、
まさかこの曲を演奏するとは思っていなかったので、
我々FREEFUNK一行は大盛り上がりだった。
痛快きわまりない選曲と演奏。

そして「We Want The Funk」のコールをして、
やはり「Give Up The Funk」になだれこむ。
会場内も最高の盛り上がりとなった。

いずれもエンディングはちょっと危うかったし、
スタントンはこの手のP.Funkが苦手に違いない(笑)。
P.Funkのドラムって基本ハネてなくてフィルでスイングするからね。
ミーターズの曲と比べるとスタントン、ちょっと地味だったかも。

最期に「Hey Pockyaway」でクロージング。
これもまた大合唱でとても素晴らしかった。
ハンカチを降るのを忘れてしまったのが反省点かな。

カチッと決まったライブも悪くないが、
こういうファンクセッションライブを観れるのも楽しい。
何より本家本元の人達が自分たちの曲でセッションをするのだから、
悪かろうはずがない。
是非こういう企画でまたライブをやってほしい。

ミーターズは是非オリジナルメンバーで再結成してほしいけどね。
バーニーも、ソロライブで来てくれないかな。
サイドメンのバーニーは勿論素晴らしいけれど、
こんなにバーニーのオルガンやシンセなど演奏を堪能出来たのは久しぶりだ。
是非またやってもらいたい。






終演後は、普段はあまりそういうことしないのだけど、
さすがにこの夜はサインのおねだりをしてしまった。




















さらに、
マイギターヒーローであるレオ・ノセンテリと。
20年前にクアトロで観た頃より、だいぶ体が大きくなった(笑)。


























そして、やはりこのお方と。
バーニー・ウォーレル!The Wizard Of Woo!!


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