カサンドラ・ウィルソンのライブを観てきた。
前回のビルボードでのライブを見逃してしまったので、
前々回たぶんブルーノートで観た時以来だ。
銀のスパンコールのドレスをまとい、
日本で手に入れたのか、扇子を持って歌うカサンドラ。
素晴らしかった。
チャーリー・パットンのデルタブルーズのような古いブルーズによく似合う、
モノクロな光景が、彼女の歌声を通して色あざやかに蘇る。
そんな感覚があった。
もっとも、単なる再生やカバーではなく、
カサンドラの音楽へと昇華されている事が素晴らしい。
古いブルーズを聴いた時に、彼女には
感じられたリズムや鳴っている音色が聴こえたのかもしれない。
名手ブランドン・ロスのギターも素晴らしかったし、
もう一人のギタリスト(マーヴィン・スーウェル / Marvin Sewell)の、
スライドギターも素晴らしかった。
控えめだけど、日本の事を思ってくれるカサンドラは、
凛として本当にかっこいい。
カサンドラのライブは、今後も可能な限り観に行こう、と思った。
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