昨夜はFREEFUNKライブ。
ここ最近忙しくて、あまり新ネタは投下できなかったけれど、
じっくりとオリジナル多めの内容でやってみた。
久しぶりに演奏をした「P-FUNKって・・・なんだ!?」は、
桃花が不在なので自分で全部歌うのは結構忙しかったけれど、
やはりこの曲は楽しい。
先日のP-FUNK来日を観て、改めて盆踊りや祝祭に通じるものがあったので、
そんな思いも込めて。
そして今日は午前から有楽町にでかけ、
ピーター・バラカンさん主催のミュージックフィルム・フェスティバルへ。
音楽を題材とした映画の上映フェスで、さまざまな音楽映画が期間中に
上映される。
なかには日本で公開されたことのないものや、映画館では初めてというものがあり、
これは!と思い立ち思い切って2本立てで観てきた。
1本目はニュー・オリンズの名ピアノプレイヤー、ジェームズ・ブッカーの映画。
彼の作品は大好きで、家でよくかけて聴いていたが、
詳しい生い立ちや人生についてはよく知らなかった。
この映画ではジェームズの人生や在り方はとてもよくわかったし、
改めて特異な才能だったのだと感じた。
ニューオリンズを代表するプレイヤーでありながら、はみ出してしまう
強烈な個性と才能は唯一無二だし、
ワン&オンリーとはこのことだと思う。
そしてもう一本観た映画は、メイヴィス・ステイプルズの映画。
原題はそのまま「MAVIS!」。
これは本当に映画として最高だった。
18〜9歳のころにソウルミュージックを聴き始めたとき、
ステイプルズ・シンガーズの音楽に圧倒され大ファンになった時以来、
最高のシンガーとしていつも心にあるのがメイヴィスだ。
今も元気に活動をしてくれているのが本当に嬉しいが、
この映画を観て、改めてメイヴィスの素晴らしさを強く認識した。
映画の中で出てくるボブ・ディランとの件は最高すぎる。
珍しくテレビのインタビューに答えているボブも貴重だが、
アル・ベルなんかも登場してきて、素晴らしい。
ハイライトは、未発表に終わっていた父親ポップス・ステイプルズの
最後の録音をスタジオで聴くシーンだったと思う。
思わず涙がこみあげてくる、素晴らしいシーンだった。
映画を2本立て続けに観るなんて、ここ何十年もしていなかったけれど、
素晴らしい音楽に触れることができて、とてもよかった。
このイベントはクラウドファンディングもしていたので、
開催にあたっては大変な点もあったと思うけれど、
ぜひ続けてほしいし、また通いたいと思う。
自分が映画館で観たい音楽映画を挙げておいてみる。
書いておけば、もしかしたらいつか実現するかもしれないから・・・。
1. Wattstax
これは以前にも映画館で観ることができたけれど、もう一度観たい!
マイベスト・ムービーだ。
2. Soul To Soul
70年代の音楽映画で、ここにもステイプルズ・シンガーズは登場する。
The Voices Of East Harlemなんかも登場して最高にかっこいい。
これも18〜9のころにビデオテープを借りて夢中で観ていた。
DVDも持っているが、ロバータ・フラックが完全カットされてしまっているのが残念。
ぜひ映画館で観たい一本だ。
3. SLY LIVES!
もうすぐDisney+でも日本で配信となる、スライの伝記映画。
もちろん配信になればすぐに観るけれど、できれば大きなスクリーンで、
映画館で観たい。
NetflixしかりDisney+しかり、自分たちのプラットフォームで配信だけじゃなくて、
映画館でも公開をしてくれたら嬉しいのだが。
他にも色々あると思うけれど、
とにかく映画館の大きなスクリーンで体感するのが、音楽映画としては最高のシチュエーションだ。
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