2013年4月8日月曜日

ORITO SOUL REVIEW 2013

先週の金曜は、横浜サムズアップでORITO SOUL REVIEWに出演をした。

ORITO SOUL REVIEWは昨年までのトリビュートから発展をし、
楽曲もORITOオリジナルやORITOゆかりの、という枠を超え
出演者それぞれ思い思いのチョイスとなり、非常に面白い内容だった。
至近距離であれだけの出演者を見れるという事もあり、
今までで一番の熱気だったようにおもう。

自分は星川さん、村上さんと相談をして、
アイズレーの「That Lady」を演奏した。
アイズレーはORITOさんもレパートリーにあったが、
自分が「For The Love Of You」や「Between The Sheets」を歌うのは
想像ができなかったし、
ORITOさんが存命の頃に、実は共演セットリストの候補に挙げた事もあったのが
「That Lady」だった。

この曲は何と言っても、アーニー・アイズレーのブンブン唸るようなギターがメインだ。
星川さんに「ギターを弾き倒したい」と相談したところ、
星川さんもいつものテレキャスター・シンラインからストラトキャスターに持ち替え、
ディストーションペダルを踏んでギターバトルをしてくれた。
おまけに背中にかついでプレイも!
星川さんはストラトを弾く姿もかっこいいと思った。

選曲としても、ソウルマナーの楽曲が中心のセットリストの中で、
良い意味でスパイスが効いた事をできたんじゃないかな、とこっそり自負してみる。
あのライブセットの中で唯一、ギターのファズを踏みっぱなしだった曲だ。

もう1曲は村上さんからの指名により、ORITOオリジナルの「Ex-Life」を
ギターを持たずに、村上さん、Suga-PimpsのFunky-Tこと篤さんと3人で歌った。
会場の多くがゴスペラーズのファンの方という状況で、
村上さんのヨコで、ステップ合わせたり、ハモったり。
なかなかレアというか珍風景だったはず!
観にきてたFREEFUNKのシバケンには、「すごい手持ち無沙汰感出てた」と言われた(笑)。

もっとも、ステップもハモリも一番簡単な内容にしてくれたり、
ステージでのMCといい、イベント企画段階での考えや提案とか
やはり村上さんはすごいな。リーダーに相応しい人だ。

ライブ全体は素晴らしい雰囲気に包まれ、見に来られていたORITOさんのご家族の姿を見て
またほろりときてしまった。
大きくなったORITOさんの娘さんが、一生懸命に曲に合わせて踊っている姿をみて、
まるでORITOさんがそこに居るかのような錯覚にとらわれたよ。

個人的なハイライト・名場面は.... いっぱいあるなあ。

・Shimvaの横でピップスならぬプッピスとして振り付け&コーラスをやる村上さん&Suga Pimps
本当に楽しそうだった!

・そのShimva、本番で歌詞ぶっ飛んでたけど面白かった。というか、Shimvaらしさが出てて嬉しかった

・Jayeさんが「懺悔の気持ち」を歌うと場内は完全に南部ダウンホームのチトリン・サーキットだった!

・多和田えみさんは初めて生で聴いたけど、小さな体(失礼!)からパンチと伸びのある歌声、素晴らしい!

・ステージが狭いこともあり、ドラムの三浦さんの近くで演奏できたのだけど、
一つ一つの打音、リズムがすごい体に響いてきて気持ちいい!
最強のソウルサウンドを奏でるバンドだった

・村上さんの歌った「SOUL SONG JUKE」はゴスペラーズのアルバムに収録されている曲だけど、
ここまで”どソウル”で良いのかという名演・熱演だった。しいていうなら個人的ハイライトNO.1。

・芽芽ちゃんとは、彼女がFREEFUNK脱退して最初の”共演”だった。気づいた?

書ききれない。。。
ステージ裏やリハも含めたらいっぱい面白い話もあるが、それはまたいつか別の機会に。

すべての出演者、スタッフの皆さん、手伝ってくれた仲間の皆さん
来場されたお客さん
ありがとうございました。
皆の熱い思いがこもった素晴らしいイベントになったと思います。

きっとまた開催される事でしょう。

感謝!

0 件のコメント:

コメントを投稿