訃報が続くのが辛いが、アイズレー・ブラザーズの「3+3」以降、1970年代の黄金期を支えた、
Chris Jasperが亡くなってしまった。
「3+3]からのアイズレー・ブラザーズは、セルフコンテインド、自分たちで演奏して歌うバンドスタイルに移行したのだけど、
そのバンドサウンドを支えた若い3人の一人として活躍をしたのがクリスだった。
個人的にはギターのアーニー・アイズレーに注目と関心が行ってしまうが、
客観的にアイズレー作品を聴けば、クリスの才能と貢献度の大きさは強く感じるものだ。
70年代ファンクに夢中になり始め、割とすぐに聴いたのが70年代のアイズレー作品で、
「3+3」はもちろん、「THE HEAT IS ON」や「GO FOR YOUR GUNS」、「WINNER TAKES ALL」あたり、
大好きだった。
80年代にアイズレーが分裂したあとの若手だけのグループ、
アイズレー・ジャスパー・アイズレーも好きだった。
今でも"8th Wonder Of The World"とか聴くとテンションが上がっていく。
80年代の日本の歌謡曲にも相当影響を与えたのでは?
アイズレーのサウンドの話に戻ると、大きく2種類の方向性を感じる。
ひとつはアーニーのギターが主体となり、ギターソロを弾きまくるようなタイプ。
ヒット曲で言えば「That Lady」などだし、「Voyage To Atlants」とか。
名盤「Between The Sheets」のオープニングを飾る「Choosey Lover」もそんな曲。
一方、クリスのキーボードが全体に響くタイプの曲。
ファンクで言えば「Live It Up」とか「The Pride」のようにクラビネット、エレピがかっこいい曲。
バラードでは言わずもがなの「For The Love Of You」、そして「Between The Sheets」タイトル曲。
もちろんP-Funkのパーラメントとファンカデリックのように明確にはっきりと分かれているわけではないので、
ギターもキーボードもしっかりと響いてくるのだけど、大きく分けると方向性はあったように感じる。
名人プレイヤー、アレンジャーでありプロデューサーでもあったクリスを偲んで、
しばらくはアイズレーやクリスの関わった作品を聴こうと思う。
Rest In Peace, Chris "SUPERBAD" Jasper.
Thank you for your music, songwriting and creativity.
2025年3月1日土曜日
2025年2月26日水曜日
Rest In Peace, You Are My Heaven...
ロバータ・フラックが亡くなってしまった。
御年88歳、家族に見守られながら旅立っていったとのことだった。
多くのソウル、R&Bファンにとってロバータは特別な存在だったと思う。
自分にとっても、繰り返し聴く重要なアーティストだった。
そして多くのミュージシャン、ソウルやR&Bを志向する人にとっても、
必ずレパートリーに入っていたのではないだろうか。
スマホの写真に何も残っていないけれど、
ブルーノート東京と、TOKYO JAZZで2010年にライブを観ることができた。
完璧なバンドアンサンブルに乗せて、最高の歌声を聞かせてくれたことは、
ずっと忘れない素晴らしい体験だった。
先日Netflixで観た1970年代の音楽映画「ソウル・チルドレン」にも出演していたし、
同じく1970年代のブラックミュージックの隆盛を記録した名作「ソウル・トゥ・ソウル」にも
ロバータは出演・参加していた。
この映画は大好きな一本で、18,9歳の頃に教えてもらい夢中で何度もビデオを観た。
これもきっと、多くの人が同意と思うが、ダニー・ハサウェイとのデュエットは
何度聴いても胸が熱くなる。
名曲の数々も多い。
今頃、天国でダニーと久しぶりのデュエットをしているだろうか。
本当に多くの名曲と素晴らしい歌をありがとうございました、と心より伝えたい。
Rest In Peace, Sweet Soul.
どの曲を選ぶかとても迷ったけど、
やはりダニーとのデュエットのこの曲を。
If angels whispered to you early in the morning
It's really something wonderful and rare
I get up in the morning feeling that forever
I have all your love and all your care
朝早く 天使が耳元でささやくなら
それは本当に素敵で稀なこと
目が覚めてそれは永遠だと感じる
あなたの全ての愛と想いがある
ロバータが歌うほんの一節だけど、なんて素敵で愛に満ちた歌詞なんだろう。
この曲で歌われる『愛』が永遠であるように、
ロバータとダニーの歌声もまた永遠のものだ。
御年88歳、家族に見守られながら旅立っていったとのことだった。
多くのソウル、R&Bファンにとってロバータは特別な存在だったと思う。
自分にとっても、繰り返し聴く重要なアーティストだった。
そして多くのミュージシャン、ソウルやR&Bを志向する人にとっても、
必ずレパートリーに入っていたのではないだろうか。
スマホの写真に何も残っていないけれど、
ブルーノート東京と、TOKYO JAZZで2010年にライブを観ることができた。
完璧なバンドアンサンブルに乗せて、最高の歌声を聞かせてくれたことは、
ずっと忘れない素晴らしい体験だった。
先日Netflixで観た1970年代の音楽映画「ソウル・チルドレン」にも出演していたし、
同じく1970年代のブラックミュージックの隆盛を記録した名作「ソウル・トゥ・ソウル」にも
ロバータは出演・参加していた。
この映画は大好きな一本で、18,9歳の頃に教えてもらい夢中で何度もビデオを観た。
これもきっと、多くの人が同意と思うが、ダニー・ハサウェイとのデュエットは
何度聴いても胸が熱くなる。
名曲の数々も多い。
今頃、天国でダニーと久しぶりのデュエットをしているだろうか。
本当に多くの名曲と素晴らしい歌をありがとうございました、と心より伝えたい。
Rest In Peace, Sweet Soul.
どの曲を選ぶかとても迷ったけど、
やはりダニーとのデュエットのこの曲を。
If angels whispered to you early in the morning
It's really something wonderful and rare
I get up in the morning feeling that forever
I have all your love and all your care
朝早く 天使が耳元でささやくなら
それは本当に素敵で稀なこと
目が覚めてそれは永遠だと感じる
あなたの全ての愛と想いがある
ロバータが歌うほんの一節だけど、なんて素敵で愛に満ちた歌詞なんだろう。
この曲で歌われる『愛』が永遠であるように、
ロバータとダニーの歌声もまた永遠のものだ。
2025年2月15日土曜日
1990 2月
5年前にも書いたことだけど、自分にとって大事なことなので
もう一度書き記しておく。
1990年2月、今からちょうど35年前のこと。
ローリング・ストーンズが初めて日本でライブをした。
幻と消えた1973年の来日公演から、17年を経て実現したライブ。
今でも記録は破られていないと思うが、東京ドームで10公演をおこなった。
大学受験のため、岐阜から東京に来ながら、
その合間に東京ドームへ通った日々。
雪も降り寒かった記憶がある。
ミック、キース、チャーリー、ビル、ロニー。
このメンバーが揃って日本でライブをやったのは、これが最初で最後になった。
このストーンズライブは、確実に自分の人生、進む道を変えた。
いまでもここに原点があると感じる。
それぐらい影響力の大きい事件だったのだ。
ストーンズはチャーリーを失った今も、
精力的にツアーをやろうとしている。
ミック、キース、ロニーには是非また日本に来てライブをしてほしい。
もう一度書き記しておく。
1990年2月、今からちょうど35年前のこと。
ローリング・ストーンズが初めて日本でライブをした。
幻と消えた1973年の来日公演から、17年を経て実現したライブ。
今でも記録は破られていないと思うが、東京ドームで10公演をおこなった。
大学受験のため、岐阜から東京に来ながら、
その合間に東京ドームへ通った日々。
雪も降り寒かった記憶がある。
ミック、キース、チャーリー、ビル、ロニー。
このメンバーが揃って日本でライブをやったのは、これが最初で最後になった。
このストーンズライブは、確実に自分の人生、進む道を変えた。
いまでもここに原点があると感じる。
それぐらい影響力の大きい事件だったのだ。
ストーンズはチャーリーを失った今も、
精力的にツアーをやろうとしている。
ミック、キース、ロニーには是非また日本に来てライブをしてほしい。
2025年2月12日水曜日
FREEFUNK CELEBRATION DAY
昨日2月11日、建国記念の日は、渋谷nobでFREEFUNKライブ「CELEBRATION DAY」だった。
バンド結成29年と、自分の少し早めの誕生日を祝ってもらうライブ。
ゲストには長年の盟友であるヨースケ、凛凛、sueちゃん、そしてnob店長の小林涼さん。
来ていただいた皆様には、心より感謝!本当にありがとうございました。
セットリストには、これまでの歩みも振り返る要素を入れてみた。
ゲストの皆さんとの共演でもそういう場面を作れたと思う。
FREEFUNK "CELEBRATION DAY"
2025/2/11 set list
SET1
1.京王線は語りかける
2.カセットテープ
3.中央フリーウェイ
4.Am I The Same Girl [sue on Vocal]
5.コブラ・オープニングテーマ
6.Not Just Hot But Spicy
7.Super Fly [YoSUKE on vocal]
8.That's The Way God Planned It [YoSUKE on vocal]
9.Electric Lady
SET2
10.人間解放戦線ブギー
11.Jump & Shoot
12.People Get Ready [凛凛]
13.Once You Get Started [凛凛]
14.How Come You Don’t Call Me Anymore
15.Humming Bird Singin’
16.I Just Want To Make Love To You
17.Put It Where You Want It [Ryo KObayashi on Guitar]
18.犬になれ!
encore
19.自由自在
1曲め「京王線は語りかける」はFREEFUNKの最初のオリジナル曲で、1st CDに収録したバージョンを、
久しぶりに演奏した。
70年代のマイルスのような雰囲気を目指して作った曲で、
Sammyの弾くエレピはさながらワイト島のマイルスのチック・コリアのようでかっこいい!
ウラッチの刻むビートも気持ちよかった。
ヨースケに参加してもらった「Super Fly」はカーティス・メイフィールドの名曲だけど、
MCでも触れたとおり、ORITOさんとよく演奏をした思い出の曲だ。
久しぶりに演奏をしたくなり、ヨースケに歌ってもらった。
sueちゃんには前回に続いてSwing Out Sisteのカバー曲「Am I The Same Girl」を歌ってもらった。
Swing Out Sisterの曲調とsueちゃんの歌はよく似合うと思う。
この曲は前回一緒に演奏をした「La La Means I Love You」同様、ソウルの名曲カバーだ。
Swing Ous Sisterは大好きなグループなので、こうして一緒に演奏をできて嬉しい。
凛凛が歌ってくれた2曲は、過去にも一緒に演奏をしたソウルの名曲だ。
「People Get Ready」はアレサ・フランクリンのバージョンで、
よりゴスペルぽく。
「Once You Get Started」はこれぞ凛凛の歌!という爆発力で最高。
桃花がFREEFUNKに初参加してくれた2014年ツアーで凛凛も参加してくれて、一緒に演奏をしたのを思い出す。
歌の雰囲気でいくと、チャカ・カーンというよりJBプロダクションで録音されたMomie-O名義の、
ヴィッキー・アンダーソンのバージョンをいつも思い出してしまう。
このバージョンも飛び切りの極上ファンクなのだ。
ライブ後半、涼さん参加の「Put It Where You Want It」の前には、
sueちゃん特製のバースデー・ケーキと、涼さんからのスパークリングワインの差し入れで、
皆さんに乾杯をしていただき感激。
何歳になっても、誕生日を祝ってもらえることはこの上なく嬉しいことだ。
本当にありがとうございます!
今年最初のFREEFUNKライブ、良いスタートを切れたと思う。
来年の30周年も意識しながら、面白いライブをできるだけたくさんやり、
新曲も作って録音してお届けしたい。
たくさんのエネルギーを皆さんからもらえたので、
お返しをしなくては。
バンド結成29年と、自分の少し早めの誕生日を祝ってもらうライブ。
ゲストには長年の盟友であるヨースケ、凛凛、sueちゃん、そしてnob店長の小林涼さん。
来ていただいた皆様には、心より感謝!本当にありがとうございました。
セットリストには、これまでの歩みも振り返る要素を入れてみた。
ゲストの皆さんとの共演でもそういう場面を作れたと思う。
FREEFUNK "CELEBRATION DAY"
2025/2/11 set list
SET1
1.京王線は語りかける
2.カセットテープ
3.中央フリーウェイ
4.Am I The Same Girl [sue on Vocal]
5.コブラ・オープニングテーマ
6.Not Just Hot But Spicy
7.Super Fly [YoSUKE on vocal]
8.That's The Way God Planned It [YoSUKE on vocal]
9.Electric Lady
SET2
10.人間解放戦線ブギー
11.Jump & Shoot
12.People Get Ready [凛凛]
13.Once You Get Started [凛凛]
14.How Come You Don’t Call Me Anymore
15.Humming Bird Singin’
16.I Just Want To Make Love To You
17.Put It Where You Want It [Ryo KObayashi on Guitar]
18.犬になれ!
encore
19.自由自在
1曲め「京王線は語りかける」はFREEFUNKの最初のオリジナル曲で、1st CDに収録したバージョンを、
久しぶりに演奏した。
70年代のマイルスのような雰囲気を目指して作った曲で、
Sammyの弾くエレピはさながらワイト島のマイルスのチック・コリアのようでかっこいい!
ウラッチの刻むビートも気持ちよかった。
ヨースケに参加してもらった「Super Fly」はカーティス・メイフィールドの名曲だけど、
MCでも触れたとおり、ORITOさんとよく演奏をした思い出の曲だ。
久しぶりに演奏をしたくなり、ヨースケに歌ってもらった。
sueちゃんには前回に続いてSwing Out Sisteのカバー曲「Am I The Same Girl」を歌ってもらった。
Swing Out Sisterの曲調とsueちゃんの歌はよく似合うと思う。
この曲は前回一緒に演奏をした「La La Means I Love You」同様、ソウルの名曲カバーだ。
Swing Ous Sisterは大好きなグループなので、こうして一緒に演奏をできて嬉しい。
凛凛が歌ってくれた2曲は、過去にも一緒に演奏をしたソウルの名曲だ。
「People Get Ready」はアレサ・フランクリンのバージョンで、
よりゴスペルぽく。
「Once You Get Started」はこれぞ凛凛の歌!という爆発力で最高。
桃花がFREEFUNKに初参加してくれた2014年ツアーで凛凛も参加してくれて、一緒に演奏をしたのを思い出す。
歌の雰囲気でいくと、チャカ・カーンというよりJBプロダクションで録音されたMomie-O名義の、
ヴィッキー・アンダーソンのバージョンをいつも思い出してしまう。
このバージョンも飛び切りの極上ファンクなのだ。
ライブ後半、涼さん参加の「Put It Where You Want It」の前には、
sueちゃん特製のバースデー・ケーキと、涼さんからのスパークリングワインの差し入れで、
皆さんに乾杯をしていただき感激。
何歳になっても、誕生日を祝ってもらえることはこの上なく嬉しいことだ。
本当にありがとうございます!
今年最初のFREEFUNKライブ、良いスタートを切れたと思う。
来年の30周年も意識しながら、面白いライブをできるだけたくさんやり、
新曲も作って録音してお届けしたい。
たくさんのエネルギーを皆さんからもらえたので、
お返しをしなくては。
2025年2月4日火曜日
FF29、その前の1995年のこと
2月11日にFREEFUNKの”CELEBRATION DAY"としてバンドの29周年、そして自分の誕生日も
まとめてお祝いということでライブをやるのだけど、
FREEFUNKの最初のライブが1996年2月5日、下北沢club 251だったので、
2月5日をバンドの記念日ということにしている。
でも、その前には色々試行錯誤があり・・・ということは
だいぶ前、2018年の航海日誌にも書いた。
1995年からちょうど30年ということで、世の中でもそんなニュースや特集を見かける。
1995年は色々と大きな出来事が続いたからだろう。
今でも記憶に新しいのは、1月の阪神淡路大震災と3月の地下鉄サリン事件だ。
この2つは自分の人生の中でも忘れることのない大きな出来事だった。
1995年は、個人的にも大きな節目だった。
社会人2年目を迎え、輸入レコードの卸販売の会社で仕入れをやってみろと言われ、
それまでひたすらダンボールを開けてレコードを仕分けて発送する仕事だったのが、
急にデスクワークが増え、色々な取引先と会って話すチャンスをもらった。
このままダンボールをたたみ続けるのか?と葛藤もしていたから、
良い機会だったし、結果としてバイヤー、企画、色々と音楽業界の一員として働いてきたのは、
よかったことだと思う。
世の中は、暗いニュースが続き、不景気の状態だった。
株価低迷、超円高という時期だ。 でもありがたいこと?に輸入レコード屋にとっては、円高は仕入れコストが下がるので、
追い風となり、勤めていた会社も新規出店を続けていた時期だった。
そんなわけで、この年の夏、銀座の山野楽器でフェンダーUSAカスタムショップの白いストラトキャスターを奮起一発、
購入した。
円高のおかげでカスタムショップの新品も24〜25万円ぐらいで購入できたのだ。
会社でもらった夏のボーナス一発で購入できたのだ。
この一本は言うまでもなく、今も大事に使っているジミヘン・モデルだ。
おぼろげにカタチが見えてきたバンドに、そろそろ名前をつけようという時期だった。
白いストラトとともに毎週スタジオでリハを繰り返していた。
そんな年だった。
こうして振り返ってみると、今に繋がる変化や決断があったのだなと感じる。
まとめてお祝いということでライブをやるのだけど、
FREEFUNKの最初のライブが1996年2月5日、下北沢club 251だったので、
2月5日をバンドの記念日ということにしている。
でも、その前には色々試行錯誤があり・・・ということは
だいぶ前、2018年の航海日誌にも書いた。
1995年からちょうど30年ということで、世の中でもそんなニュースや特集を見かける。
1995年は色々と大きな出来事が続いたからだろう。
今でも記憶に新しいのは、1月の阪神淡路大震災と3月の地下鉄サリン事件だ。
この2つは自分の人生の中でも忘れることのない大きな出来事だった。
1995年は、個人的にも大きな節目だった。
社会人2年目を迎え、輸入レコードの卸販売の会社で仕入れをやってみろと言われ、
それまでひたすらダンボールを開けてレコードを仕分けて発送する仕事だったのが、
急にデスクワークが増え、色々な取引先と会って話すチャンスをもらった。
このままダンボールをたたみ続けるのか?と葛藤もしていたから、
良い機会だったし、結果としてバイヤー、企画、色々と音楽業界の一員として働いてきたのは、
よかったことだと思う。
世の中は、暗いニュースが続き、不景気の状態だった。
株価低迷、超円高という時期だ。 でもありがたいこと?に輸入レコード屋にとっては、円高は仕入れコストが下がるので、
追い風となり、勤めていた会社も新規出店を続けていた時期だった。
そんなわけで、この年の夏、銀座の山野楽器でフェンダーUSAカスタムショップの白いストラトキャスターを奮起一発、
購入した。
円高のおかげでカスタムショップの新品も24〜25万円ぐらいで購入できたのだ。
会社でもらった夏のボーナス一発で購入できたのだ。
この一本は言うまでもなく、今も大事に使っているジミヘン・モデルだ。
おぼろげにカタチが見えてきたバンドに、そろそろ名前をつけようという時期だった。
白いストラトとともに毎週スタジオでリハを繰り返していた。
そんな年だった。
こうして振り返ってみると、今に繋がる変化や決断があったのだなと感じる。
2025年2月3日月曜日
いよいよ2月だ
2月に入り、急に寒くなってきた。
今週は寒波が日本列島を覆うのだとか。
関東に雪が降るのかもしれない。
先週の土曜は、急にガンボが作ってみたくなり、
食材を近くのスーパーで買い求めクッキング。
どんどんぶっ込むスタイルで、ちょっと豪快な感じでやってみたけど、
なかなか美味しくできた気がする。
次回はさらにドロドロのガンボをめざしたいところだ。
マカロニチーズや、チキンなんかも一緒にチャレンジしてみたい。
来週の11日は今年初、そして記念すべきCELEBRATION DAYとしてFREEFUNKライブ。
ゲストもヨースケ、凛凛、sueちゃんに涼さんと、大好きな仲間が参加してくれる。
ありがたいことだ。
セットリストも決め、面白い内容になると思うので、
是非多くの皆さんに遊びにきて、お祝い兼ねて盛り上がってくれたら嬉しい。
FREEFUNK LIVE
2025年2月11日(火・祝)は
渋谷NOBでFREEFUNK結成29年のスペシャルライブ
「セレブレーション・デイ」開催!
艦長の53回目の誕生日も近いので併せてお祝い!
ゲストシンガー、コラボフードを迎えて特別な内容でお届けします!
guest: YoSUKIEKID (from EBONY-B) 、凛凛、小林涼
food: sue’s cafe
doors open 6:00pm
show start 7:00pm
ticket 3,000yen +オーダー
venue: nob Shibuya
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-3 B1F
電話 03-3464-9593
今週は寒波が日本列島を覆うのだとか。
関東に雪が降るのかもしれない。
先週の土曜は、急にガンボが作ってみたくなり、
食材を近くのスーパーで買い求めクッキング。
どんどんぶっ込むスタイルで、ちょっと豪快な感じでやってみたけど、
なかなか美味しくできた気がする。
次回はさらにドロドロのガンボをめざしたいところだ。
マカロニチーズや、チキンなんかも一緒にチャレンジしてみたい。
来週の11日は今年初、そして記念すべきCELEBRATION DAYとしてFREEFUNKライブ。
ゲストもヨースケ、凛凛、sueちゃんに涼さんと、大好きな仲間が参加してくれる。
ありがたいことだ。
セットリストも決め、面白い内容になると思うので、
是非多くの皆さんに遊びにきて、お祝い兼ねて盛り上がってくれたら嬉しい。
FREEFUNK LIVE
2025年2月11日(火・祝)は
渋谷NOBでFREEFUNK結成29年のスペシャルライブ
「セレブレーション・デイ」開催!
艦長の53回目の誕生日も近いので併せてお祝い!
ゲストシンガー、コラボフードを迎えて特別な内容でお届けします!
guest: YoSUKIEKID (from EBONY-B) 、凛凛、小林涼
food: sue’s cafe
doors open 6:00pm
show start 7:00pm
ticket 3,000yen +オーダー
venue: nob Shibuya
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-3 B1F
電話 03-3464-9593
2025年1月18日土曜日
映画三昧、『劇映画 孤独のグルメ』『MR.JIMMY』
今年に入ってから、日本作品の映画を立て続けに観ている。
まずは『劇映画 孤独のグルメ』。
いやあ、これは面白い。
元々のテレビシリーズは大好きだし、
松重豊さんが俳優・役者としても、そしてラジオのパーソナリティとしても
大好きなので、応援する気持ち、今風にいう”推し活”の状態で
観に行った。
ドラマとは違い、物語の展開や起伏があり、
海外にも出ていくのだけど、
劇中で食べる食事はどれも最高に美味しそうで、
ほんとに「腹が・・・減った・・・」と言いたくなる。
ツッコミどころは無いわけじゃない。
でも、そういうところも愛せてしまう、
喩えて言うなら、かつての「釣りバカ日誌」や古くは「男はつらいよ」のような、
流れにのって認めてしまえる点ばかり。
既にヒット中だというので、これで松重さんは井之頭五郎を辞められないはずだ。
そして今日は、『MR.JIMMY』を鑑賞。
LED ZEPPELINのジミー・ペイジに本気で成り切る、
MR.ジミー桜井氏のドキュメンタリー映画。
徹底的にジミー・ペイジにこだわる姿。
衣装や楽器の細部に至るまで、オリジナルメイドで当時のジミー・ペイジまんま。
追求するということは?
音楽を極めるということは?
人生とは?
そんな深いテーマにすら到達してしまう、すごい映画だった。
ジミー桜井氏にはなんの迷いも無いのが素晴らしい。
自分だったら?とか色々と観終わった後に考えてしまったけど、
きっとそれは映画を鑑賞した人皆なることじゃないだろうか。
映画館は満席で、結構な年配の人も多かった。
もちろん純粋たるZEPファンもいるのだろうけど、
この映画はZEP云々よりも、ちょっと極端かもしれないが
「君たちはどう生きるか」を問いかける、
そんな深いテーマをもった映画だと思う。
と言いつつ、レス・ポールを大音量で弾き倒す衝動にもかられた。
ここ最近は日本の映画も良い作品が多いのが嬉しい。
先日の『SHOGUN』のゴールデングローブ賞も、良い話題だ。
もちろん『SHOGUN』は日本映画ではないのだけど、日本の戦国時代、侍を題材にしていて、
日本のエンタメ・映画業界にとっては素晴らしい話題と思う。
まずは『劇映画 孤独のグルメ』。
いやあ、これは面白い。
元々のテレビシリーズは大好きだし、
松重豊さんが俳優・役者としても、そしてラジオのパーソナリティとしても
大好きなので、応援する気持ち、今風にいう”推し活”の状態で
観に行った。
ドラマとは違い、物語の展開や起伏があり、
海外にも出ていくのだけど、
劇中で食べる食事はどれも最高に美味しそうで、
ほんとに「腹が・・・減った・・・」と言いたくなる。
ツッコミどころは無いわけじゃない。
でも、そういうところも愛せてしまう、
喩えて言うなら、かつての「釣りバカ日誌」や古くは「男はつらいよ」のような、
流れにのって認めてしまえる点ばかり。
既にヒット中だというので、これで松重さんは井之頭五郎を辞められないはずだ。
そして今日は、『MR.JIMMY』を鑑賞。
LED ZEPPELINのジミー・ペイジに本気で成り切る、
MR.ジミー桜井氏のドキュメンタリー映画。
徹底的にジミー・ペイジにこだわる姿。
衣装や楽器の細部に至るまで、オリジナルメイドで当時のジミー・ペイジまんま。
追求するということは?
音楽を極めるということは?
人生とは?
そんな深いテーマにすら到達してしまう、すごい映画だった。
ジミー桜井氏にはなんの迷いも無いのが素晴らしい。
自分だったら?とか色々と観終わった後に考えてしまったけど、
きっとそれは映画を鑑賞した人皆なることじゃないだろうか。
映画館は満席で、結構な年配の人も多かった。
もちろん純粋たるZEPファンもいるのだろうけど、
この映画はZEP云々よりも、ちょっと極端かもしれないが
「君たちはどう生きるか」を問いかける、
そんな深いテーマをもった映画だと思う。
と言いつつ、レス・ポールを大音量で弾き倒す衝動にもかられた。
ここ最近は日本の映画も良い作品が多いのが嬉しい。
先日の『SHOGUN』のゴールデングローブ賞も、良い話題だ。
もちろん『SHOGUN』は日本映画ではないのだけど、日本の戦国時代、侍を題材にしていて、
日本のエンタメ・映画業界にとっては素晴らしい話題と思う。
2025年1月12日日曜日
I Thank You, Mr. Soul Man. He Is Sam Moore
1960年代から活躍をしたサム・ムーアが亡くなった。
御年89歳。長らくソウルミュージックの創成期から近年まで、
精力的に歌い続けた、まさに生涯ソウルマンだったと思う。
高校生の頃、R&Bやソウルミュージックに興味が湧き、
レイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウンやオーティス・レディングと並んで、
最高にかっこいいサム&デイブの音楽に夢中になった。
レンタルビデオで見て、何度も繰り返し見たSTAXレビューでの映像。
多分これだったと思う。
思い出深いのは、2011年のフジロックでのライブ。
この年は東日本大震災があり、福島原発の状況もあり、
多くの海外アーティストが来日を延期したり中止する状況だった。
フジロックの開催も危ぶまれたけれど、
なんとか開催されたこの年のステージにサムは立ってくれた。
その時の様子はこちらの日誌に記している。
ライブのラストで歌った、
ジョー・コッカーの「You're So Beautiful」
心にしみたなあ。
曲が終わって最後の最後。
サムが客席に向かって感謝の意を込めてMC。
「You're so beautiful. That's why I' me here in Japan...」
(みんな美しいよ。だから僕は日本に来たんだ)
この一言で、土砂降りの中、堪えきれず涙が出てしまった。
『おい、なんだよ俺。やけに涙もろいぞ!』
と思って客席をふっとみたら、
みんなぼろ泣きだった(笑)。そりゃそうだ!
今でもあの光景は思い出す。
まだスマホの性能も高くないから、写真も大した物は残っていないけれど、
脳裏には鮮明にあの記憶が残っているし、
生涯忘れないライブだった。
素晴らしいソウルミュージックをありがとう、I Thank Youと言いたい。
そしてこれからもサムの素晴らしい歌は聴き続けたい。
Rest In Peace, Mr. Soul Man!
↑2011年のライブをスマホで撮影したもの、
画像は荒いけど、鮮明にこのライブは憶えている。
御年89歳。長らくソウルミュージックの創成期から近年まで、
精力的に歌い続けた、まさに生涯ソウルマンだったと思う。
高校生の頃、R&Bやソウルミュージックに興味が湧き、
レイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウンやオーティス・レディングと並んで、
最高にかっこいいサム&デイブの音楽に夢中になった。
レンタルビデオで見て、何度も繰り返し見たSTAXレビューでの映像。
多分これだったと思う。
思い出深いのは、2011年のフジロックでのライブ。
この年は東日本大震災があり、福島原発の状況もあり、
多くの海外アーティストが来日を延期したり中止する状況だった。
フジロックの開催も危ぶまれたけれど、
なんとか開催されたこの年のステージにサムは立ってくれた。
その時の様子はこちらの日誌に記している。
ライブのラストで歌った、
ジョー・コッカーの「You're So Beautiful」
心にしみたなあ。
曲が終わって最後の最後。
サムが客席に向かって感謝の意を込めてMC。
「You're so beautiful. That's why I' me here in Japan...」
(みんな美しいよ。だから僕は日本に来たんだ)
この一言で、土砂降りの中、堪えきれず涙が出てしまった。
『おい、なんだよ俺。やけに涙もろいぞ!』
と思って客席をふっとみたら、
みんなぼろ泣きだった(笑)。そりゃそうだ!
今でもあの光景は思い出す。
まだスマホの性能も高くないから、写真も大した物は残っていないけれど、
脳裏には鮮明にあの記憶が残っているし、
生涯忘れないライブだった。
素晴らしいソウルミュージックをありがとう、I Thank Youと言いたい。
そしてこれからもサムの素晴らしい歌は聴き続けたい。
Rest In Peace, Mr. Soul Man!
↑2011年のライブをスマホで撮影したもの、
画像は荒いけど、鮮明にこのライブは憶えている。
2025年1月5日日曜日
Let's Work
なんだかんだと正月の休みも終わり。
大晦日の夜にも仕事してたから、結局短い休みだったように思うけど、
ゆっくりは出来た。
例年通りに美味しいものを食べることもできた。
毎年恒例なのが、蟹しゃぶ、手巻き寿司、自家製ハンバーガー、鍋。
蟹しゃぶと手巻き寿司を一度にやるのは、
めちゃくちゃ忙しいということに気づいたので、
来年からは分けてやろうと思った。
ハンバーガーはアクセントとして正月に食べそうにないもので、
自宅で作って食べるのだけどこれが楽しい。
見た目は整ってないけれど、味は確実にどのハンバーガー・チェーンより美味しい。
初詣はいつもの近所の神社にて。
家族の健康と楽しい日々を祈ってきた。
結局それに尽きる、と毎年思う。
おみくじは大吉をいただき、気分の良いスタート。
良いこと書いてあったので、忘れないようにしよう。
テレビやネット配信を色々観たり楽しんだ。 「イカゲーム2」は今見ている最中。
昨年話題だった「ルックバック」も観て、これはなかなか良かった。
さて、明日からは仕事に戻るということで、
今日は2月11日のFREEFUNKライブのフライヤーを作成。
ゲストもたくさん参加してくれるので、みなさんの写真も使わせてもらった。
バンド結成29周年、やや中途半端ではあるけれど、
祝えるときにお祝いしましょうということで、
特別なライブになればと思っている。
FREEFUNKライブ、2025年2月11日(火・祝)
CELEBRATION DAY
ぜひ皆さんにきてほしい。
大晦日の夜にも仕事してたから、結局短い休みだったように思うけど、
ゆっくりは出来た。
例年通りに美味しいものを食べることもできた。
毎年恒例なのが、蟹しゃぶ、手巻き寿司、自家製ハンバーガー、鍋。
蟹しゃぶと手巻き寿司を一度にやるのは、
めちゃくちゃ忙しいということに気づいたので、
来年からは分けてやろうと思った。
ハンバーガーはアクセントとして正月に食べそうにないもので、
自宅で作って食べるのだけどこれが楽しい。
見た目は整ってないけれど、味は確実にどのハンバーガー・チェーンより美味しい。
初詣はいつもの近所の神社にて。
家族の健康と楽しい日々を祈ってきた。
結局それに尽きる、と毎年思う。
おみくじは大吉をいただき、気分の良いスタート。
良いこと書いてあったので、忘れないようにしよう。
テレビやネット配信を色々観たり楽しんだ。 「イカゲーム2」は今見ている最中。
昨年話題だった「ルックバック」も観て、これはなかなか良かった。
さて、明日からは仕事に戻るということで、
今日は2月11日のFREEFUNKライブのフライヤーを作成。
ゲストもたくさん参加してくれるので、みなさんの写真も使わせてもらった。
バンド結成29周年、やや中途半端ではあるけれど、
祝えるときにお祝いしましょうということで、
特別なライブになればと思っている。
FREEFUNKライブ、2025年2月11日(火・祝)
CELEBRATION DAY
ぜひ皆さんにきてほしい。
2025年1月1日水曜日
Happy New Year 2025!!
2025年の幕開け。
年末までバタバタと忙しかったから、今日の朝はゆっくりと起きた。
外を見れば良い天気で穏やかな正月の空気を感じる。
2025年を少しでも良い一年とできれば良いな。
今年は色々なライブ、企画を実現させたい。昨年出来なかったこともあるので、
今年はその辺りもしっかりと出来ればと思っている。
溜まっているデモも、聴けば良いアイデアもあると思うので、
今年は曲作りも精を入れて取り組んでいきたい。
年齢を重ねるほど、健康の大事さを感じるので、
個人的には健康で、元気に明るくやっていけたらと思っている。
毎年、同じ誓いを立てるのだけど、 時間を大切にすること、好きなことに集中すること、
ますます大事に思う。
そして、戦争が止み、災害や事故が少しでも少ない世界でありますように。
殺伐とした世界になってしまわないことを祈っています。
FREEFUNK今年最初のライブは、2月11日(火・祝)に
渋谷nobで開催する「CELEBRATION DAY」より。
バンドの結成29周年、そして僭越ながら私の53回目の誕生日を祝うライブとして、
スペシャルな内容でやります。
ゲストにはYoSUKEKID from Ebony-B、凛凛、コラボフードにsue's cafeを迎えます。
皆様のご来場をお待ちしています!
guest: YoSUKIEKID (from EBONY-B) 、凛凛
food: sue’s cafe
doors open 6:00pm
show start 7:00pm
ticket 3,000yen +オーダー
venue: nob Shibuya WEB
年末までバタバタと忙しかったから、今日の朝はゆっくりと起きた。
外を見れば良い天気で穏やかな正月の空気を感じる。
2025年を少しでも良い一年とできれば良いな。
今年は色々なライブ、企画を実現させたい。昨年出来なかったこともあるので、
今年はその辺りもしっかりと出来ればと思っている。
溜まっているデモも、聴けば良いアイデアもあると思うので、
今年は曲作りも精を入れて取り組んでいきたい。
年齢を重ねるほど、健康の大事さを感じるので、
個人的には健康で、元気に明るくやっていけたらと思っている。
毎年、同じ誓いを立てるのだけど、 時間を大切にすること、好きなことに集中すること、
ますます大事に思う。
そして、戦争が止み、災害や事故が少しでも少ない世界でありますように。
殺伐とした世界になってしまわないことを祈っています。
FREEFUNK今年最初のライブは、2月11日(火・祝)に
渋谷nobで開催する「CELEBRATION DAY」より。
バンドの結成29周年、そして僭越ながら私の53回目の誕生日を祝うライブとして、
スペシャルな内容でやります。
ゲストにはYoSUKEKID from Ebony-B、凛凛、コラボフードにsue's cafeを迎えます。
皆様のご来場をお待ちしています!
guest: YoSUKIEKID (from EBONY-B) 、凛凛
food: sue’s cafe
doors open 6:00pm
show start 7:00pm
ticket 3,000yen +オーダー
venue: nob Shibuya WEB