数年ぶりの来日ということで、会場には熱狂的なファンが集結しており、
開演前からテンションが高く感じた。
年齢層は自分より上もいるが、意外と若い世代も目立っていたが、
男性がかなり多い印象。ポールのことを皆が「兄貴」と呼ぶ所以かもしれない。
ライブはオープニングで、ポールの娘やその家族が数曲演奏をしてスタート。
演奏はちょっといまひとつ・・・だったが家族枠なので暖かく見守っていたけど、
自分の後ろのほうにいた外国人の客は、
1曲終わるごとに「Terrible...」とか「Longer...」と言ってため息をついており、
それもまあ正直な感想だと苦笑してしまった。
その後少し間をおいてポールとバンドが出てきた瞬間、空気が変わり、
見事なまでのロックミュージック・ショーが繰り広げられた。
最近のアルバムの曲や新曲を中心としながらも、懐かしいスタイル・カウンシルの曲や
ジャムの曲も演奏をしてくれる。
ポールは精悍で、ソリッドな存在感だった。
余計なファンサービスは一切やらないが、それが皆の求めるかっこいいポールの姿。
そんな感じだ。
それでも終盤に「Lovely audience」だと言ってくれたのは誇らしかった。
90年代初頭のソロアルバムはよく聴いたし、ここ最近のも予習的に聴いておいたから、
結構曲は頭に入っていた。
もっとも認識のない曲もかっこいいので楽しめたし、
なんと言ってもやはりスタイル・カウンシルの「Shout To The Top」は、 ものすごくテンションが上がってしまった。
ダブル・アンコールで最後の曲はジャムの「Town Called Malice」を演奏してくれ、
これは会場で大合唱だった。
ポールはまだ65歳、若々しく精悍でかっこいい。
また是非日本に来てほしい。
Tシャツを買って、ご満悦の自分。
ライブの後は、六本木のモティで美味しいインドカレー。
22時閉店というので、30分足らずでの食事だったが、最高だった!
最高の音楽と美味しい食事。
これこそ人生を満たしてくれる最高の時間だと強く感じる。
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