JBの映画「Mr. Dynamite」を観てきた。
こちらはミック・ジャガー制作のドキュメンタリー映画だが、かつてのバンドメンバーの証言や貴重な映像も満載で、
これまでのJB関連のドキュメンタリーとしては決定版になったと思う。
ミックはじめ、アラン・リーズも出てくるしバンドメンバーの証言など初めて聞く話も多くておもしろかった。
TAMIショーの裏話とかね。
ファンクの決定的名曲「Cold Sweat」誕生の話や、この曲へのフレッド・ウェズリーの評価とか、
それもまた面白いエピソードばかり。
自分のJB最初の体験は、多分18の頃に輸入盤で買った「CD OF JB」というベスト盤だった。
クリフ・ホワイト監修のベストで、各楽曲のメンバークレジットも記載されていたりして、非常に当時貴重な1枚だった気がする。
「Sex Machine」を聴いたときは本当にびっくりしたもんだ。
シンプルなギターとベース、ドラムスだけのグルーブ。ホーンやピアノなどは要所要所でちょっと出てくるだけで。
「Super Bad」のものすごいグルーブも圧倒されたし、「Soul Power」もタイトルからしてかっこ良すぎてしびれた。
そういうわけで、ブーツィー在籍時の曲に圧倒的にやられた。
当時はまだJBのアルバムもまともにCD化されていなかったので、入手できたのは60年代の一部のアルバムだった。
中古のレコードで「Super Bad」や「Sex Machine」も買ったけど、なかなか高価だったなあ。
やがて彼のバックバンドのJB'sやボビー・バード、リン・コリンズなどのレーベルアーティストも買い漁り、
シンプルだが説得力のあるJBファンクに魅了されていったものだ。
やがてスライやP-Funkにも傾倒していったのだけど、間違いなく「最初のファンク体験」はJBだった。
多くの人が同じ体験をしてきたんじゃないかな??
映画はとてもオススメ。
ファンク好きは絶対観るべき1本だ。
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