ここ最近は、
不思議とソウルなキーボーディスト/作曲家のライブをよく観た。
まずは六本木ビルボードライブにて
ニューオリンズのキダタローじゃなくてモーツァルト、
アラン・トゥーサンのライブ。
今回はソロピアノという事でほぼ一人、時折息子のパーカッションという
きわめてシンプルな編成のライブだった。
今年でもう76歳というのにとても声も艶があって、
ピアノもほどよく転がる。
ニューオリンズのピアノを評するときに、
この「転がる」というのが使われるが妙に納得してしまう。
名曲「サザン・ナイツ」はやはり素晴らしかった!
その1週間後には、今度は青山ブルーノートにて
メンフィスソウルの宝、ブッカーT・ジョーンズ。
近年のソロアルバムも素晴らしいし、前回のライブも良かったので、
アランのライブ同様、FREEFUNKのSammy、桃花らと一緒に観た。
MG'sの名曲もしっかりやってくれたし、意外なところでは
ジミヘンの「Hey, Joe」もギターを弾いて歌っていた。
名キーボーディストは、ギター弾きたがり屋でもある、というのが
自分の持論なわけだが、ブッカーはその筆頭かもしれない。
ライブの最後に大好きな「Jamaica Song」をやはりギターを弾きながら歌ってくれた。
これは本当に名曲だと思う。
メンフィスソウル云々を越えた名曲かもしれない。
しかし、やはりMG's好きな僕らとしては、彼がマルチミュージシャンだと知りつつも
シンプルで滑らかなオルガンサウンドが一番大好物だ。
ライブ終演後にはサイン界があったので、
並んでみた。
気さくにサインや写真撮影に応じていた。
ここ最近の恒例?桃花の突撃”本人に聞く”シリーズという事で、
列に並んでいる間に質問を考えてみた。
「Who is your favorite female singer?」
(女性シンガーでは誰が好きですか?)
今回のライブではゲストにビル・ウィザーズの娘の
コリ・ウィザーズが参加だったので、
彼女の名前を挙げたりしていたが最後に
「あとはカーラ・トーマスだね。知ってる?」
と言われた。
そりゃ勿論!
「ルーファス・トーマスの娘ですよね」
と答えたら、そうそう!とうなづいてくれ、
「僕の最初の仕事はルーファスのバックでバリトンサックスを吹いたヤツなんだよ」
と教えてくれた。
後日ネットやらで調べてみれば、それは割と知られた史実のようだったけど、
本人から直接”ルーファス・トーマス”だとか、”スタックスのスタジオ”
とかって言葉を聞くだけで心ときめいてしまう。
憧れのソウルミュージック・ヒストリーの一部に近づいたような気持ちになるよね。
というわけでサイン界に一緒に記念ショット。
Thank you Booker T. Jones!!
FREEFUNK Next Flight
11/23/2013(sat)
at Golden Egg, Shinjuku
FREEFUNK CONNECTION
~DEEP, SEXY & FUNKY GROOVE!!~
極東ファンク集団 FREEFUNKが新宿歌舞伎町から宇宙めがけて今夜も発射!
最高にFUNKで、最高にSEXYな仲間たちと共に一緒に打ちあがりませんか?
皆様のご搭乗お待ちしております!
live: FREEFUNK / ファンクラ大臣Trio / 能條陽一郎&The BrandNewBag
guest: シュウタロウ (from Dayton Project)
dance: Lady n@n@
MC: Dr.マッキーシュタイン a.k.a. 岡村まきすけ (THE 黒帯)
搭乗 board 19:00 / 発射 flight 19:30
運賃 flight charge 2000yen
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